最新記事 by ハイエナズクラブ編集部 (全て見る)
- ハイエナズクラブ2018年活動まとめ - 2019年1月7日
- 【結果発表!】ハイエナズクラブ自由研究2018 - 2018年11月20日
- 【募集!】ハイエナズクラブ自由研究2018〜あなたの個人ブログ・サイトを見せて!〜 - 2018年6月23日
2017年もインターネット界のダイオウグソクムシことハイエナズクラブをご愛読頂き誠にありがとうございました。皆様のお陰でハイエナズクラブは無事も屋根のある暖かい場所で年を越すことが出来そうです。読者の皆様、そしてインターネットの神様ありがとうの気持ちを込めてシャンシャンシャシャシャンの一本締めを今しがた一人で実施した次第で御座います。
さて、大阪シカク、阿佐ヶ谷LOFTと外向きな活動を積極的に行った昨年は若干記事数が少ない1年でしたので、2017年はその反省を踏まえ「かくぞ!」のスローガンを掲げ、なんと申しましょう、つまりその、沢山かいた1年となりました。このように我々が高いモチベーションを維持できましたのもひとえに皆様のご声援の賜物と思い、シャンシャンシャシャシャンの一本締めを再度実施した次第で御座います。
それでは、わたくしがこのままシャンシャンシャシャシャンの字面を気に入ってどんどん多用する前に、早速ですが2017年のハイエナズクラブまとめをお届けしたいと思います。
1.ハイエナズクラブ 2017年の注目記事
各ジャンルごとの注目記事でご紹介します。
1)コレクション
作:赤ソファ
本来ただ休業を知らせるだけの貼り紙には時々気になる休業理由やどうみても無関係な情報が載っている事があります。例えば「海外旅行のため」などと聞いてもいない詳細を公にし休業を知らせるテイで自慢をカマす可愛いお店など、休業貼り紙という小さな世界の中にも色んな人間物語が存在するのです。
作:かとみ
休業貼り紙の次は「ごみ捨て場の貼り紙」。ゴミ捨て場のオーナーからルールを守れない利用者へ向けた「怒り」「呆れ」「脅し」が手書きやワープロ文字、時には謎のマークを駆使した生々しいメッセージとして貼り出されます。怒っているのにどこかマヌケに映るのはなぜか。怒りに任せてしまったのか、はたまた上手いこと言おうと気負ったツケか、字や文章が圧倒的にヘタクソかもしくは意味不明だからである…!
作:ケアムーラ
貼り紙三連発です。センスもない一般人なのだから、作るテキストも別に普通でいいのに「何かやらなきゃ」という余計なアート心を出したときのその受け皿、それがまさに「ワードアート」なのです。
作:赤ソファ
ハッシュタグでも大いに話題になった「#バカの食べ物」。例えば「ウルトラマンとゴジラが一緒に戦ったら…」という夢のタッグ。男の子なら子供のころ一度は思い描いた「トラとサメが闘ったらどっちが強いんだろう」という素朴な疑問。子供心を忘れずに育った素敵な大人がスーパーやコンビニ、惣菜チェーンにもぐりこんで世にはなった食べ物界のドリームマッチが「バカの食べ物」なのであります。「カツどんと天丼を一緒に弁当にしたらみんなはどう思うだろう!」という実験。正解は「うわ、カツどんと天丼だ」と言うしか手立てはなのですが、とにかくウケるのでご覧ください。
作:赤ソファ
格安自販機は自販機自体もチープです。余計な部分にコストをかけない、それが安さの理由なのかもしれませんが世の中色んな素材がある中で、一番人の視線が集まるであろう値段の部分でなぜそれを選んだんだ!と聞きたくなるようなミスチョイスが多いのも事実。「そういうもんでは」と素通りしたくなる部分に疑問を抱き集めてみましたので、これを機会に今一度自販機というのものの、そもそもの種類の多さ自体も感じてもらいたいです。
作:ケアムーラ
かつて朽ち果てた食品サンプルを取り上げたこともありましたが、今回は朽ち果てるその先にある「無い」食品サンプルの特集です。意味がわからないでしょうが、そこに無いのにある事にして話を進めるヤツです。「これはライスです」と紙切れが御椀の上に置かれれば、それは記号となりライスになるのです。意味がわからないでしょうがシャンシャンシャシャシャンで何とかお願いします。
作:かとみ
日本人は箱庭的な空間が大好き。バスの一角に出来た小スペースに展開される運転手各々の空間の利用法を観察しました。運転手のひととなりを何となく感じさせる様々な小物、インテリアで彩られた小宇宙をお楽しみください!
作:赤ソファ
僕らはカモノハシの存在を「そういう動物もいるよね」ともはや当たり前のように受け入れていますが、コロッケそばという存在もどこかカモノハシに似ているように思えてなりません。カモノハシが学会に紹介されたとき、最初は冗談だと真剣に思われたものの、皆が見慣れてしまって段々受け入れられたと本で読みました。コロッケそばも最初はジョークとして迎え入れられたのではと勝手に思っています。最終的には「めちゃうちゃ美味い」という抗えない魅力がコロッケ蕎麦を21店舗も食べ比べ出来るほどに普及させたのだと思います。
作:zukkini
担当のzukkiniの渡米により元アルペン特集終了の危機が叫ばれましたが、よく考えたら最初から人が撮ってきたヤツに偉そうにコメントをしているだけだったのでこれからも続きます。ちなみにアメリカには元アルペンは一軒もありません。
2)レポート
作:かとみ
調査のしつこさには定評のあるかとみメンバーによる117回お店に通った結果得られた魂のレポートです。「数は力」という当サイトの基本理念に忠実にしたがったかとみメンバーでしたが、「ギャラはなし」というもうひとつの基本理念もあってこの記事のために使った経費は一切お支払いしておりません。いつもありがとうございます。
作:ケアムーラ
地味な調査環境設定には定評のあるケアムーラメンバーですが、高田馬場駅から徒歩5分圏内のサイゼリヤを4店舗楽しむという日本中探しても誰も気づかない街の裏ワザで攻めます。しかもミルクアイスのせシナモンフォッカチオを各店舗でオーダーし一番美しい店舗を探すという、サイゼ側からするととてもいやぁな調査なのですが、果たしてその結果は…
作:赤ソファ
1日4店ハシゴシリーズがもう一つ。飲み屋ってよく考えたらあまり深く考えずに選んでいることが多いことに気づきます。看板の色や店名の何となく良さそうな感じ。根底には「居酒屋メニュー、どこも一緒でしょ」という諦めもあるのかもしれません。そういう消費者マインドを理解しているのか「6割程度のパクり」が多い様に思います。とはいえ今回はそういうパクるパクらないには目をつぶり、単純にメニューやサービス面を平等に評価し良し悪しをつけようという企画。大勢で乗り込み、実際に飲んで評価しました。
作:ケアムーラ
10年保証をうたった日清の「タイムカン」でしたが2004年に10年持たないことを理由に自主回収の憂き目に。しかしケアムーラメンバーの手元には当初の約束の10年を7年前に過ぎた17年モノのタイムカンが。17年前友達3人で開封を約束したタイムカンが3つとも残っている奇跡もさることながら、17年経ってもまた集まれる友達がいることに感動しました…!開け放たれたタイムカンの中身に衝撃の変化が!
3)スポット
作:ケアムーラ
何でここでインドカレーやろうと思ったかと不思議に思えますが、居抜き物件で重要視されるのは「元何の店舗だったか」か「どこにあるか」だと不動産業をやっている知人に聞きました。要はすぐに希望の業種がオープン出来る店舗か、またはいい場所にあるか、ということです。後者を重視した結果、現状とのミスマッチが生じやすいと、そういうことらしいです。ちなみにセブンイレブンは出店するときにある程度人の流れなどのマーケティングをしっかりやるので、元セブンイレブンは人気が高いそうです。(セブン・アンド・アイのエリート社員お墨付き的な…
)
作:かとみ
横浜税関資料展示室の密輸、麻薬、コピー商品といった重たい話を親しみやすくポップにアレンジすることで広く世間に周知しようする試みを取材。公共機関が作った資料館ならではの気の抜けた展示が続きますが、緩い展開の中進められた「本物偽者クイズ」の難易度の高さにジャパニーズ密輸シーンの現状を思い知ることが出来ました。
作:おおきち
今や店舗型メルカリと言われつつあるたんぽぽハウスを最初に見出したおおきちメンバーによるたんぽぽハウスのサルベージ企画。原型を留めていれば何でも売り切るその姿勢にはハイエナズクラブも共感するところでございます。今回は新店舗オープン記念として浅草でDigして参りました。あなたが恵まれない国の子へ寄付したはずのあの服が見つかるかも!?(かも!?とか言ってる場合じゃない)
作:かとみ
写真でお分かりの通り、野性化したナマのムーミンと触れ合える「千葉のムーミン谷」へ潜入取材を敢行!狂犬病の予防接種を実施のうえ、取材者の安全には配慮した形で行いました。それにしても千葉には肝心のモノは東京とつく割に「千葉の○○」を名乗るものが多すぎます。
4)イラスト/工作
作:グラム2
住めば都とはいいますが、住む人の性格ってとても重要だと思いますよね。秘境であろうと自分の環境を客観視して状況を楽しめないとなかなか簡単に都だなんて言えません。秘境の生活を面白く紹介する背後には色んな苦労があるかもしれませんが、こういう暮らしもいいなと安易に思わせてくれる良さがあります。
作:たばね
スパムを使ってスパムメールを作る、ジジイが日ごろとめどなく口から発するオヤジギャグという名のライムをきちんとモノにすると作品になります。ジョイマンの高木は復活の一手としてラップを具現化し、作品としてくといくとよいと考えます。
2.2016年 その他の活動報告
1)「ハイエナズ天国」をリリース
ハイエナズクラブ3冊目の同人誌「ハイエナズ天国」をリリースしました!
現在中野タコシェで販売中です。サイトとは一味違った個々の書きたい内容を追求した作品です。ブラックバイト体験談、個人の趣味から仕事の話まで、例によってまあまあ面白いぞ!
2)ハイエナズクラブ「自由研究コンテスト」開催
ハイエナズクラブ自由研究コンテストを今年も開催しました。メンバーも刺激になる沢山の素晴らしい作品が寄せられました。年々寄せられる作品の数が増え続けありがたい限りです。完成度や見た目にこだわらないハイエナズクラブらしい荒削りな作品をこれからも大募集いたします。
3)トゥギャッチ連載
セブンティーンアイスを包装紙に残したくない! 100個食べてわかった「究極の剥き方」(かとみ)
2017年は3記事とあまり貢献できず恐縮ですが、最後の最後でヒット作を送り込めてよかったです。編集部の皆様、読んでいただいたトゥギャッチ読者の皆様、今年もどうもありがとうございました!
3.2018年の予定
ハイエナズクラブ会長の私自身が渡米してしまいなかなかイベントに顔を出すことは出来なくなりましたが、年に一回の”来日”に合わせラッセンばりの緊急来日イベントを開催したいと考えております。皆様におかれましては、宗教団体への寄付と割り切って是非同人誌ならびにイベントへのご参加何卒よろしくお願いいたします。
では、最後になりますが恒例の関東一本締めにて2017年を締めたいと思います。ヨーーオ、シャシャシャンシャシャシャンシャシャシャンシャン、ヨッ、シャシャシャンシャシャシャン、シャシャシャンシャン。パチパチパチパチパチ…。
シャが足りてるかちゃんと数えたので多分大丈夫だと思いますが、足りない場合はご一報お願いいたします。では来年もハイエナズクラブをよろしくお願いします!皆様良いお年を!
ハイエナズクラブ会長