最新記事 by 辰井裕紀 (全て見る)
- 【再現】寿司で「サザエさん一家」を盛合せたら超豪華になった - 2018年1月9日
日曜日の終わりのはじまりを告げる国民的アニメ、サザエさん。あの登場人物はなぜか海産物の名前ばかり付けられている。
それらは奇しくも寿司ネタでおなじみの名前ばかりだ。幼少時代にけっこうサザエさんを観ていた僕としては、「いつかぜんぶ寿司で食べてみたい」という野心をひそかに燃やしていた。
今回はそれを実行に移し、子供のときからの夢をかなえる。
サザエさん一家を集める
まず渋谷在住の下流がギリギリ行ける激安回転寿司屋といえば「天下寿司」。まずはここで手に入るだけの寿司を揃える。
ヒマさえあれば中島と野球をしている「カツオ」、あの顔でまさかの27歳という「アナゴさん」、実はイタリア語を話せるらしい淑女「タイ子」、そして「タマ(玉子)」の4種類を買った。
入れものはコレ。こちらはサザエさん一家のゴッドマザーこと「フネ(舟盛り皿)」を買ってみた。こちらは1385円。早くも痛い出費だ。
こちらに買った寿司をどんどん乗せていく。第1段階では、これだ。
・カツオ(125円)
・アナゴ(185円)
・タイ子(125円)
・タマ(玉子、125円)
・フネ(舟盛り皿 1385円)
まずは3人+1匹がフネに鎮座した。いわばフネ(52歳)の女体盛りというわけだ。想像して危険な香りと吐き気がしたところで、次のお店へ行ってみよう。
引き続き登場キャラの寿司を探す
渋谷の雑多な雰囲気の中で、ひときわハイソな空気を醸し出す渋谷西武。ここにぜひ行きたい店があった。
東京の回転寿司の中で、堂々2位の食べログ点数3.58点を誇る「回し寿司 活美登利 西武渋谷店」。そんな所に場違いな僕が参上してしまった。ここにも持ち帰り寿司があり、手に入れたのがこれだ。
驚いたときの声の素っ頓狂さに定評のある「マスオ(トラウトサーモン(鱒))」、そして「チャーン」「ハーイ」「バブー」の3つの言葉のみでコミュニケーションを成立させる驚愕の1歳児「イクラちゃん」、公式サイトでも「年齢は24〜26歳」と定まっていない「ノリスケ」、そしていつでも敬語を忘れない貴族な3歳児「タラちゃん」が揃った。
さらにサザエさん・マスオ・タラちゃん一家の単なる「苗字」である「フグ田(270円)」もおどろきの仲間入りだ。
マスオ(トラウトサーモン(鱒) 140円)
イクラちゃん(378円)
ノリスケ(海苔 108円)
タラちゃん(鱈の白子 324円)
フグ田(フグの天ぷら 270円)
ここに来て、かなり揃ってきたサザエさん一家。アニメでは2〜4等身ボディでコミカルにはね回る彼らが、みごとおいしそうな1等身ボディ(寿司)に変化している。あとは、主役のサザエさんたちを見つけようじゃないか。