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いつもハイエナズクラブをご覧いただきありがとうございます。
毎年恒例で開催しております自由研究という名の賞レースです。
今回は、夏休みの頃から募集した「ハイエナズクラブ自由研究2018〜あなたの個人ブログ・サイトを見せて〜」の結果発表となります。
まず、審査に大変難航し発表が遅れましたこと深くお詫びいたします。
ただ、応募総数は50作品くらい、選ばせて頂いた作品（ブログ・サイト等）はどれも素晴らしいものです。応募されなかった方も、ぜひ結果だけでもご覧ください！
【賞について】
今回は以下の賞を設定させていただきました。サイトとしてお金儲けができているわけではないので非常にショボくて申し訳ありませんが、ささやかながら各賞に応じた内容の副賞をご用意しますので、受賞者の皆さまには後日個別にご連絡いたします。
・最優秀賞……1作品
全員で今回一番の応募作を決定させていただきました。
・個人賞（優秀賞）……5作品
審査員個々人でイチオシしたい応募作を選定いたしました。
・佳作……5作品
賞を選定していく中で最後まで議論に残った作品をこちらでご紹介いたします。
・惜しいけど紹介したい……13作品
賞ではありませんが、応募頂いた中で少しでも紹介したいなと思った作品にこちらで触れます。
【審査員】
今回は以下の5名で殴り合い、disり合い、LINEスクショの晒し合いの果て賞を決定させていただきました。
zukkini（ハイエナズクラブ会長）
赤祖父（ハイエナズクラブ編集長）
ケアムーラ（ミスター・ハイエナズクラブ）
おおきち（ハイエナズ・サブカルキング王）
斎藤充博（ハイエナズ指圧師ライター）
【最優秀賞】……1作品
今回の最優秀賞として選定したブログはこちら！！
小田切ジュンさんを探しています （オノヅカさん）
AVにおいては脇役であるAV男優、中でも「小田切ジュン」が好き、という気持ちだけで彼の出演作を7年にも渡ってひたすら追い求めるブログ。凄い。最初に見たときに「すごい」と思ったのは今回このブログだけでしたので最優秀賞に推しました。文章から感じられる作者の方の控えめで真面目そうな人となりと取り組まれている内容のギャップ。決して奇をてらっていたり、コレクション自体に面白さを追求しているのではない事は文章の端々から伝わってきます。愛、執念、勇気、そして希望といった普段からハイエナズクラブメンバーが会えば皆口癖のように連呼して止まない全ての要素が詰まっています。（zukkini）
エロだから選んだとかではなく（個人的にはむしろエロは外したいのですが）、それでも選ばざるを得ないパワーを突きつけられました。シングル・イシューで7年継続、600超の記事を個人でやってるブログ。しかしなんと「小田切ジュン」で検索してもマジのエロサイトやエロブログばかりが上位で、このブログ出てこない！というのはGoogleのバグと言っていい（「ブログ名のフルネームだと流石に出てきます）。内容も多少アフィがあるけどそれが主でなくあくまで愛を感じます。こういうブログを見つけたくて賞レースをしたようなものなので、応募してくれて本当にありがとうございますという気持ちです。（赤祖父）
最初に見た時「おお、これはすごい！」と面白がりましたが、すぐにそのおそるべき調査量に気付いて震えました。まずは「カテゴリ別アーカイブ」の「小田切ジュンさん 探し始めました」のエントリから読みましたが、このブログが素晴らしく純粋な思いの記録だということがひしひしと伝わり、感動しました。（ケアムーラ）
ニッチなものを集め系は、正直数さえ集めれば誰が書いてもある程度「すごい」と言われる記事になります。実際、僕も興味ないけど集めて無理やり記事にしていました。なので最近はそういう系の記事に対して食傷気味だったのですが、一つ一つのコメントを見て「この人には愛がある！」と感じました。一つ一つのレビューに体重が乗っているのが伝わりました。この人にとってはニッチでなくメインなんですね。愛があると記事の見え方は変わるんだなと再認識致しました。オノヅカさんにしか書けないブログだと思います。（おおきち）
ものすごい膨大な手間をかけられて作られたデータベース。その結果を見て「楽しめるか？」というと、そんなにおもしろいっていう感じではない。つまり巨大な無で、こういうものをきっちり「良い」と言っていかないといけないです。（斎藤）
【個人賞】……5作品
今回の準優勝的な賞です。審査員それぞれの好みを強くプッシュしましたが、どれもクオリティの高いサイトばかりで本当に苦しみながら選ばせて頂きました！
●zukkini賞
昭和31年 片倉政幸の日記 （もにかさん）
もにかさんのお父さん、政幸さんが昭和31年、世間が高度経済成長期にある中で書かれたごく普通の日記です。お父さんがご家族含め、これを人に見せるつもりで書いたのか定かではないのですが、結構汚い言葉遣いの本音が混ざっていたり、時には本当に一行程度の日記もあったりとリアルな気持ちを記録したで極めて私的な日記と受け取れます。そんなごく普通の日記だからこそ文章の端々にリアルな当時の生活感や空気が閉じ込められていてとても興味深いです。また、時々もにかさんが解説し、娘として感想を述べられていることで第三者もよそのご家族の出来事ながらここに入っていきやすい。
僕はもう10年以上日記ブログを続けているので政幸さんの日記とそれを発掘してきたもにかさんが人事のように思えないのですが、自分の息子が将来僕が死んだ後にたまたまブログを発見したときどう思うだろうかと考えながら拝読致しました。時々、あと何100年か後に、今われわれが書いている無数のブログ、SNSが「発掘」されてその当時の日常を知る資料として使われたら、と思うことがあります。一方、昔は一般人が自分の人生を書き残す術は紙だけで、それが知られる範疇も物理的に限られていたと思いますが、こうしてもにかさんによってwebに転記され本来読めないはずの我々が読んでいるという面白さもあり、皆さんにも読んで貰いたいなと思いました。（zukkini）
娘からの注釈を、映画ＤＶＤの特典である監督のコメンタリー副音声のように脳内再生して読みました。お父さん、けっこう感情豊かですね。ネットで全世界に公開しているブログではなく、人に見せない前提の日記という面白さでしょうか。淡々と記録している普通の暮らしですが、妙に惹かれます。（ケアムーラ）
●赤祖父賞
おへそのおなか （ポ太郎さん）
今回の賞で私が重視したテーマは伸びしろ、つまり「地力はあるけどまだネットに見つかってない人を見つけたい」だったので、その観点でマイベストと選出させていただきました。ブログ自体は個人ブログらしい個人ブログなので、これではどこかの賞レースにはひっかかり得ませんから、ハイエナズクラブとして賞をお出ししたく思いました。全体的にソツの無い文章で好感が持てます。一定の更新があるのも私の中では好評価です。いわゆる「記事」っぽいものもすぐに作れそうに思えますが、マイペースでやるのが一番だと思います。変なイキリをして潰れないよう、文章を書くことを楽しんでいただけると読者として嬉しく思います。（赤祖父）
自分に似たところのあるポ太郎さんの愛さざるをえないキャラクターと文章の上手さ、察するにおそらくマジで人生にはお悩みなんだと思いますがそれを自己を嘲弄しながらブログのネタするマインドは見習いたいところです。何かに特化しウケやすい形に仕上がったものしか評価されづらい昨今ですからこういう滲み出てくる面白さ持つ方にもスポットライトが当たってほしい。（zukkini）
●ケアムーラ賞
インターネットあのねノート （内在ギャルさん）
この人の「朝食記録」を永遠に読んでいたい、今後も定期更新してほしいという気持ちをこめて個人賞に選ばせていただきました。特に7/17の、卵の殻が乗った状態で写真を撮れるというのが凄いなーと思いました。胆力を感じます。9/23の焦げたハムも絶妙なラインの出来栄えで良いですね。通常の日記も(こっちがメインですが)、難しい言葉やひねった言い回しをほとんど使っていないのに個性が出ていて好きです。出来事と内面・思索のバランスが良いからか読みやすく感じます。ブログアドレスのinternet-internetというスタイリッシュなセンスもいいですね。（ケアムーラ）
こちらもまた今回の賞で私が重視している点のひとつ「伸びしろ」を大いに感じます。普段あまりこんなことを推奨はしませんが、ここは敢えてWeb記事らしさのある企画っぽい記事にも挑戦してみて欲しい、内在ギャルさんがそういうものを書いたらどうなるのかなと気になったりしました（個人ブログでやるもんじゃないと思っておられるのかもしれませんが）。（赤祖父）
●おおきち賞
コート （loiolさん主宰）
良いキーホルダー大会であったり、スプーン見せて！などやっていることはデイリーポータル、ハイエナズクラブと一緒っちゃ一緒なのですが、参加者のりぼんの読者層感が今のインターネットのどこにもない雰囲気で好みです。なんというか「インターネットが無い頃に、現在のインターネット的なモノを好んでいた女性向けのミニコミ」って感じがします。良いキーホルダー大会の記事が好きなので、是非画像が表示されるようにして記事化してほしいです！（このりぼんの読者層感はファンシー絵みやげの山下メロ院長のスタンスとはバッティングしないハズです！）（おおきち）
存在は以前から認識しております。女性主体のサイトにありがちな性や恋の話に頼りきった鼻につくスタンスが薄いのは好感です。これは主観ですが最近は昔より良い意味で肩の力が抜けた感があって、ハイエナズクラブとしてそのまま載せても全然イケる記事も多々あると思いました。特に「ペン見して」が好きです。これからも非商業ウェブメディア業界の一員として切磋琢磨していきましょう。（赤祖父）
●斎藤充博賞
みんなの精通（ナ月さん）
男性の生理現象「精通」の体験談を集めた投稿サイトです。エロネタとも読めるし、情けない体験談でもあるし、成長の物語にもなっている。みんな淡々と平熱で綴っていて、ナ月さんも平熱で答えているのが素敵です。平熱で楽しむのが正しい姿勢だと思います。こういうテンションだから、みんなが安心して自分の体験を投稿できるのでしょうね。ちなみにハイエナ的には「すでにバズっているのを賞に選ぶ意味はあるのか」「すでにオモコロやヌートンで書いている人だし半分プロライターなのでは」という意見があったのですが（もっともです）やや強引に個人賞に推させていただきました。前回のハイエナ自由研究大賞の「鉄人28号について全然詳しくない人が鉄人1~27号まで想像だけで描く企画」も個人賞に選んでしまったので、僕が単なるファンなのかもしれない……。（斎藤）
男なら誰もが持っている精通エピソードをこれだけ集めるだけですごいです。フォロワーに聞くだけじゃそんなに数集まらなくて、頓挫するように思えるのですが、精通エピを集めてる人物として知られるようになったキッカケはなんだったんでしょうか？こういう誰もが持っているけど可視化されていないものは金になると思います、やれたかも委員会しかり。書籍化間違いないでしょう。ぶんか社か幻冬舎は目をつけているはずです。（おおきち）
【佳作】……5作品
賞を決定していく中で最後の段階まで話題に挙がった作品群です。こちらも全体としてとても素晴らしい作品ばかりです！
26歳素人童貞のブログ （素童さん）
まずは書籍化おめでとうございます。正直言うと、ストレートに考えたら実力、内容ともこのブログが圧倒的に優勝です。私の持論として「エロ話と思い出話は3割増しで面白い」というのがあり、実力を測るとするならばそれを割引くつもりでいました。その割引を食らってでも圧倒的に面白いのが素童さん。佳作なんてナメてるのか？と思われる前に釈明します。つまり今回「ハイエナズクラブが賞を出す」という意味と目的を考えると、既にパーフェクトに面白い、本にもなってイベントにも出る、既に飛翔した方に賞などかえって僭越すぎるという意見で一致しました。そこはご理解いただければ幸いです。個人的なファンとしての願いですが、是非エロ以外のテーマの文章も読んでみたい！です。（赤祖父）
元からファンでした。タモリ倶楽部に出る前からブログを見ていました。
女性のオタク・メンヘラの文章は面白いというのは有名になりつつある説ですが、男の風俗好きの中にもそれは言えると思っています。エロのトラブルってなんでこんなに面白いのでしょう？巻き込まれ力もある種の才能だと思います。風俗以外の文章も絶対面白いと思っているのですが、頑なに風俗以外取り上げないところも最高です。本以外にも別の形で昇華されるべき方だと思います。（おおきち）
かきかた （まゆこりんさん）
丁寧かつ無駄のない淡々とした文章ですが観察対象への愛が感じられてとても素晴らしいと思いました。全部読ませて頂きましたが特に「ちーちゃん」「多一」「シップ」が面白かったです。最近更新が無いですが、ぜひ「ん」まで続けて頂きたい！（zukkini）
日記タイトルにおいて幽遊白書のテリトリー「禁句（タブー）」のように敢えての制約があると逆に書きやすくなったりするのかもしれませんね。いいアイディアだと思います。あと多分、子どもの頃に国語力・文章力を『こち亀』の長いネームで培ったタイプとお見受けしました。私も同じルーツです。（赤祖父）
ヤマザキショップの世界 （ヤマザキショップファンさん）
ヤマザキショップの「薄く弱いフォーマット」が生んだ多様性を楽しませて頂きました。貴重なコレクションです。結構な割合でヤマザキの看板を持っただけの日本の民家コレクションなのも面白くて大好物です。民家とこんなに向き合うことないですから。ここまで集められたことに対してはお疲れ様というより、ありがとうございますと言いたいものです。（zukkini）
個人的な趣味の話で恐縮ですが、私も街歩き系の趣味で別のブログをやっていたりするのでこのテーマは大好きです。シバリの緩いチェーン店ほど面白いものはありません。最後まで個人賞に推すか悩みましたが、少し淡泊な紹介が多いのが勿体ないと思いました。ただし対象への愛、熱は充分に感じます。これ突き詰めれば充分マツコのとなりで喋れるテーマですので、急いで一気に集めまくってください！（赤祖父）
無塩せきガソリン （ソルトさん）
私はジーンズ(及び全てのファッションネタ)に対して無知なのですが、この方のプチスタンダード経過記録レポートは全て興味深く読めました。単に知識をバーッと上から撒かれるようなものではなく、試行錯誤しつつ所見を述べたりあれこれしている様子が、一緒に入りこんでいける感じがして読みやすかったです。他にも手広く継続的に色々書いてていいですね。「メタリカ（Metallica)というTシャツブランドについて調べてみました！」「豆苗をそだててみよう！」「ソースカツ丼で育った男が初めて普通のカツ丼を食べた時」が私は好みです。引き出しが多く、文章書くのも好きな人なんだろうなあと思います。（ケアムーラ）
「ためになる」コーナーの専門性もさることながら、「DIY」ではご自分で実際に服を作るなど、ほどよく真面目でありつつ堅苦しくならないうまいバランスでジーンズ及びファッションに取り組まれているサイトです。真面目なファッションのサイトかと思いきや「ためにならない」コーナーのネタ系記事、「駄文」も面白くて奥の深いサイトです。記事の作り方やベースの文章がしっかりしていて読みやすいのできっとご専門以外のネタでも面白いものを書かれると思います。（zukkini）
私立ねお学園 （ねおみのるさん）
全体的に記事クオリティが高くて手間も掛かっております。個人サイトでここまでやる熱意！特に海外の旅行記事がおもしろくて実用的で参考になりました。キリマンジャロ登山の記事は必見です。（zukkini）
デイリーポータルZの投稿企画でも何度も入選しているほどで実力は充分。おもしろい記事が多いです。文句なくこのままデイリーのライターとしてお見かけする日もそう遠くないのでしょう。故に「もう仕上がってるじゃん」というのが私として個人賞に選べなかった理由です（変な話ですが、これはめっちゃ褒めてます）。（赤祖父）
【惜しかった作品】……13作品
今回の賞としては選外になりましたが、少しだけでも紹介したい作品がこちらです。今後一層の飛躍の期待を込めてリンクと少しだけコメントをさせていただきます！
数がすごい。ただ、ある程度見たあと「集めて何になるの？？」って疑問は残ります（笑）（おおきち）
これは老害の意見かもしれませんが、Twitterだけは勿体ない。ホームページと同人誌は作るべきです。でないとサブカルインカレヤリサーに見られかねません。（赤祖父）
・夫婦喧嘩.com
「みんなの精通」と同じく喧嘩エピソードは金脈かと思います。僕は何個か話を見てムカつきました。ムカつきもある意味エンターテインメントなりうるので、ムカつきたい時に読むサイトになってもらいたいです。ただ管理人さんによる編集が一切入っていないので、夫婦喧嘩エピソードまとめスレ状態となっているのが残念です。（おおきち）
マンスーンさんのことが大好きでマンスーン愛が伝わってくる毎日更新元気ハツラツブログなんですが、今年就職して更新がお休みの日もチラホラ出てきて、ハピ残とか言い出したあたり興味深いです(「サービス残業をハッピー残業と言う、洗脳されているのでは？(笑)」という意見がハイエナズクラブ飲み会の際に出ました)。色んな感情が伝わってきて、生きてるブログって感じがしていいですね。今後も生きてください。（ケアムーラ）
なんでもない題材でも読ませますね。主観と客観のバランス、挟み込まれる小ネタと、すでに文章のスタイルが相当こなれている感じがします。（斎藤）
文字オンリーで、題材もなんてことない、日記ブログ。でもスルスル読める。なんで？ 知らないひとの日記なのに？ と思って何度か読んでみたら、文章のテンポがすごくいいんですね。何かフックがあると相当映えそうです。写真（きれいな写真がいいですね）手書きの絵（こっちは下手だといいですよね）とか。（斎藤）
ハイエナが賞を与えるよりも、これからは同盟を結んでいく、みたいな関係の方が良いかなと思って選外です。くそひともじが好きです。（斎藤）
私は育児漫画に弱いのでpixivのほうに描かれていた1枚絵月記録みたいのが好きです。育児との両立はとても大変だと思いますが続けていって欲しいです。（赤祖父）
一見淡泊な印象ですが、テーマや内省、観察の感覚も好きで、自分がミワさんと同じ歳くらいの頃は今の自分より更に一層トゲトゲしてて、しかもそれが良いと思ってたので恥ずかしくなります。ミワさんならではの良い面を伸ばしていって欲しいです。また機会があったら応募とかお願いします。（赤祖父）
まず、継続されていることが素晴らしい。月別記事数が軒並み30とか31とか言ってるブログは今どき殆どありません。表現力は色々なインプットを増やしたら急に花開くかもしれません。コレが呪いになって意地でも（病気とか人付き合いとかをおしてまで的な）無理をするみたいのはダメですが、続けると良いことがあると思います。（赤祖父）
完全にハンドルネームの「スターオブババア」の語感に私がハマっただけです。すみません。仕事中にトイレ入ったときとか寝る前とかに「スターオブババア…」って復唱したりしています。（赤祖父）
12、3年前頃が多分日記ブログ全盛期だったんですが、あの当時を思い出させるテンポと内容。その当時から今もブログを続けている身としては文体から懐かしさを感じるブログです。このままあと10ウン年続けて俺のようなブログ老害になってほしい。（zukkini）
主にご自身の性体験に関するブログです。書かれる文章が凄く良くて取り上げました。別々に始まる日常と性の2つのエピソードがリンクしていく文章の構成が面白いです。（zukkini）
この無駄に几帳面な定点観察に観音にまつわる川柳という謎の足し算が好きです。観音の撮影ポジションの継続性と川柳のクオリティには手抜きがなく、観音がそこにある限り未来永劫続いていきそうな恐ろしさがあります。（zukkini）
【総評】
改めて沢山の応募ありがとうございました！
Web上のゴミ漁りから初めて8年、ハイエナズクラブもすっかり偉くなったものでよそ様のサイトを評価し賞を与えるまでになりました。4名の審査員の選考基準も様々。「もっと読んでみたい」「伸びしろがありそう」「丁寧」「こんなネタ見たことない」などなど、それぞれの基準で選んだ結果です。賞を貰った方、貰えなかった方、当団体の自由研究はというと審査員との相性がモノを言う極めて気まぐれな賞レースですから、貰った方はどうか落ち着いて、貰えなかった方も気を落とさず、ご自身の活動をこれまで通り続けていってほしいと思います。
本企画を始める前はブログ文化の衰退、SNSの隆盛により以前ほど個人サイトは盛んではないのではと心配してました。蓋を開けると沢山の日記ブログ、個人運営の情報サイト、想像もしていなかった収集物の発表などなど「まだまだ皆やってるな」と当団体としても勇気付けられたものです。
これからも同じネット上でクダを巻く同士としてお互いを高めあい、時に低めあいながら、キープ・オン・ブラウジングの精神でやっていきましょう！！
最後は勢いで締めましたがお察しのとおり特に深い意味はありません。（zukkini）
……以上です。本当はもっと紹介したい応募作も多数ありましたが、今回ここまで絞らせていただきました。元々賞とか関係無く色々なブログを読むのが好きなメンバーばかりですので、これからも皆さまのインターネット表現活動を影ながら応援したいと思います。
沢山のご応募本当にありがとうございました！！
（おわり）