【胸が熱くなる!】ダサいメタルのCDジャケット特集【令和・最新版】

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お世話になっております。3年ぶり、第6回目、ダサいメタルのCDジャケット特集です。今回は2020年4月1日〜2022年3月31日に発売されたものからご紹介します。

うるさい音楽はちょっと・・・という方にも配慮して、極力、音楽性には触れずに紹介させていただきます。レッツ・キャリー・オン!イントゥ・ザ・ダークネス!



■レッドシャーク「EVIL REALM」

上司が「カラスは白い」と言ったらそれは正しいですね。同じように、メタラーが「サメは赤い」と言ったらそれも正しいのです。


ジャケットを開いたら赤いサメのアップ。ただでさえサメは強いのに、マシンガン持って筋骨隆々な体に弾薬を巻いているなんて・・・最強すぎてそりゃー「EVIL REALM」(悪い王国)もやむなしですね。


レッドシャークはスペインの5人組パワーメタルバンドです。これ、いつの時代の写真!?って感じですが、2012年結成、2021年発売のCDなので、昔ではないです。今を生きています。


ジャケットの裏面。赤いサメが船を飲み込む様子を「うわぁ〜」という表情で見つめるお兄さん。サブスクで聴けるのにも関わらずCD原盤を買う人間だけが、「レッドシャークのEVIL REALMの、赤いサメが船を飲み込む様子を「うわぁ〜」という表情で見つめるお兄さん、いいよね」「いいよね」といった会話をすることができるのです。


歌詞カードいらずのオフィシャルビデオ。They only want your life!!


「NICE NICE VERY NICEEEEEEE HELLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLL YEEEEEEEESSSSSSSSSS」というコメントが熱いですね。





■ヴェクシルム「WHEN GOOD MEN GO TO WAR」

2004年に「シャドウ・ヴェクシルム」という名前で結成され、2007年に「ヴェクシルム」と改名されたヴェクシルムのアルバムです。メタル業界では「ラプソディー」というバンドが「ラプソディー・オブ・ファイア」に改名されたり「ナノウォー」が「ナノウォー・オブ・スティール」に改名されたりしていますが、改名でシンプルになるケースは珍しいですね。


「そんなことより俺の雄叫びを聞いてくれ!」と言わんばかりな、海からのワンショット。いい波乗ってんね〜とか一昔前のTikTokみたいなことを言いたくなってしまいますね。


普通に怖いお兄さん達です。でもいい波に乗ってる。


とはいえ、オフィシャルMVの1:20〜1:40あたりを見ると、どうも笑ってしまうんですよね・・・左サイドからコーラスをした怖いお兄さん3人が、今度は右サイドからコーラスしていて、どこかコミカルな感じが。





■パワーゲーム「SLAYNG GODS」

「神々を〇す」というアルバムです。物騒!しかもプロレス技みたいなやつをかけています。神を◯すならもっと伝説の剣とかそういうかっこいい感じでお願いします。腕キメられて◯ぬ神はイヤだ。


誰もが恐れるメデューサさんが、白目を剥いて串刺しになっています。蛇はまだ半数以上息があるようですね。


人の少ない早朝の公園でサッと撮影している感。


「神々を〇す」感は、あまりありませんね。


We’re slaying gods

Writing a new bible 

とのことです。ブラックメタルのバンドは教会を燃やしたりしますが、Writing a new bibleとは建設的でいいですね。バイブル2.0。


人の好さそうなメンバーによる、このアルバムの100個限定ボックスの開封動画です。このジャケットの特大ポスターが入っているらしいです!欲しい!!





■エメラルド・ナイト「MAGNA VOICE AB OBLIVIONE」

ロシアのフェアリー・フォーク・ブラックメタルバンド、エメラルド・ナイトのアルバムです。ベルトがおしゃれ。決して↓みたいな「弾いてみた動画」の撮影前ではありません。

おっ、『進撃の巨人』でこんなシーンありましたね!


エメラルド・ナイトはトリビュートアルバムが出るほど人気なバンドです。右上のお姉さんはこの界隈には珍しいルックスです。


わずか1分56秒のティザー動画ながらも、美麗にして壮麗、耽美で優雅、幻想的で叙情的、美しい暴虐性、深い物語性を感じます。マストリッスン!





■ソー「ALLIANCE」

1973年結成のソー。THORの単語の意味としては「北欧神話の豪勇の神」とのことです。最近ではアベンジャーズで有名ですね。すげー名前を冠したもんだなぁ・・・と思いますが、バンドの中心メンバーのジョン・マイクル・ソーさんは、ボディビルチャンピオンでもある真のマッチョです。


ライブ中に湯たんぽを膨らませて破裂させるというパフォーマンス!(48:33あたり)


かっこよすぎるソーさんと、モブ扱いなメンバー達。


限りないワイルドさを感じます。ライブで自分の体の上にブルドーザーを走らせようとして「マジで無理だった。さすがにブルドーザーは重すぎた」とインタビューで述べるようなチャーミングさも。パラディンみたいな鎧兜の人と原付に乗ってる人のギャップが最高ですが、その中間地点がちょうど半裸のウォーリアーみたいなところなのでしょう。


左上の人、大けがしてません!? 格ゲーの負けた後の人みたい。



本作に収録されている曲名がまたマッチョを感じます。

・WE NEED MUSCLEROCK

・WE WILL FIGHT FOREVER

・BECAUSE WE ARE STRONG

・POWER HUNGRY





■サンドストーン「EPSILON SKY」

私は福島銘菓のECUSSON PIEが好きなのですが、これはサンドストーンのEPSILON SKYです。SNOWのフィルターで遊んでいるサラリーマンではありません。


全員スキンヘッド・黒マスク・スマホ。逃走中のハンターは髪があったと思うのでTBSが逃走中をパクったらこういう感じにしてきそう。


メタルにも色々ありますが、分かりやすいダサさ→パワーメタル、分かりづらいけどダサい→プログレッシブメタルという理解で差し支えないかと思います。なんてったって、プログレッシブですからね。わかりやすい古典的な宇宙人もこれからはZENの境地です。


真ん中の人、メタルバンドのメンバーというよりは、メタルバンドを好きな人といった感じですね。


メタルバンドを好きな高校生が自撮りをしているわけではありません。


このCDの発売記念の動画です。仲が良さそうで和みますね。開始直後00:20くらいの「ハロー、アイム スティービー!(腕をグッ)」がキュートすぎる。





■シャドウランド「THE NECROMANCER’S CASTLE」

ドラゴンボールで悟空があの世でこんな道を走りましたね。このジャケットの人はネクロマンサーの城へ行くようです。手前の階段はこの昆虫みたいなバイクで登れるのでしょうか・・・


とにかく明るいシャドウランド。


エレキギターには「先端を人に向けてはいけません」と書いてあるはずなのに、皆向けますよね。


他のメンバーは「LEAD VOCALS」「LEAD GUITAR」「LEAD&RHYTHM GUITAR」「LEAD BASS GUITAR」という表記なのに、この方は「FUCKS」。そこのお前! 鈴木FUCKS君とかつまらないことを言わないように!!!


ジャケットを舐めるように鑑賞できる動画です。


一番最初のレッドシャークの動画にコメントしていた人がここでも「NICE NICE VERY NICEEEEEEE HELLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLLL YEEEEEEEESSSSSSSSSS」と同じコメントをしています。





■Dogbane「NEPTUNE’S BALLROOM」

私は動物パンを買いにたまに東京都北区Akabaneに行くのですが、このバンドはDogbaneです。


彼女がいないヤツの爪ですね。あともし小指だけこのくらい伸ばしてるジジイだったらパワハラセクハラ上等の性格なので急いで距離を取って下さい。


知らないバンドの輸入盤のCDをジャケ買いすると、バンド名の読み方すら分からず、全てブックレットから想像するしかありません。それが楽しいんですよね。ボーカルの人はラーメン屋さんかな? ドラムの人はどれが顔なのかしばらく判別できませんでした。





■グレイホーク「KEEPERS OF THE FLAME」

なんか構図が不思議ですね。おじさん、鳥、燃えてる女性、どれがメインなのか分からない・・・昔のRPGのザコ敵との戦闘画面でしょうか? ちなみにGREYHAWKとKEEPERS OF THE FLAME、どちらがバンド名か?については以前の記事でお伝えしたように、フォントがダサいほうがバンド名です。


CDジャケットをパカッと開けてみると、鳥。鳥がメインなのですね!


しかしCDを取ってみると、おじさんが!


以前の記事でもいましたね、親指だけをズボンのポケットに入れている人・・・


海外メタルバンドあるあるの「自分のバンドのCDの撮影でも、各々好きなバンドのTシャツを着る」が発揮されています。


鳥の羽が動き、おじさんの口が開く驚愕の動画をぜひご確認下さい(1:06〜1:16あたり)。






最後に記念撮影です。やはり赤いサメが目立ちますね。

それでは皆さん、また会う日までさようなら・・・


過去シリーズ

第1回記事(2014年4月1日〜2015年3月31日発売のものから)

第2回記事(2015年4月1日〜2016年3月31日発売のものから)

第3回記事(2016年4月1日〜2017年3月31日発売のものから)

第4回記事(2017年4月1日〜2019年3月31日発売のものから)

第5回記事(2019年4月1日〜2020年3月31日発売のものから)



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