最新記事 by 赤祖父(赤ソファ) (全て見る)
- 【世間の商品に学ぶ】みんな誰でもナンバーワンになれる!【No.1商法】 - 2022年2月3日
- 【訪問レポート】埼玉県『むさしの村』のワンダー感が楽しかった - 2022年1月3日
- アラフォーから飲酒を始めた人間がすっかりハマって堕ちていくその最初期の記録 - 2020年11月16日
■ビッグダディ流「水ご飯」を再現する。
ビッグダディのレシピ本を参考に、実際に料理を作ってみます。
ちなみにこのレシピ本、レシピ本なのに必要材料一覧が無く、文章からあらかじめ読み取って抜き出し、必要なものを把握しておく必要があるという仕様となっております。あのー、流石に酷くないですか。
こちらが主な材料です。
焼き味噌などを作ります。あとはキュウリを切ったりしそをまぶしたりとか、写真にするほどの作業でもないので省略。
ええい、と思い切って炊きたてのご飯を水でガシャガシャ洗います。
はい。水にさらされた炊きたてご飯です。食べるのだからいいのですが、ちょっとした背徳感。
※余った分は子供の離乳食に使いました
こちらがビッグダディ流「水ご飯」です。これがお湯かお茶だったらサイコーなんだろうなあ……。
一口食べます。
が…………
ううっ、箸が進まねえ……。
※撮影が冬だったので、これ本当に体が冷えるのです
ここで発想の転換。水がアレならお湯をかければいいじゃない、と電気ケトルからお湯を投入。お茶漬け感覚でサラサラと進みます。
そうして無事に完食。ごちそうさまでした。
結論:水ご飯は、ご飯も水もうまい山形でやろう!
余談ですが、ビッグダディのレシピ本、ビッグダディ一家そのもののレシピも掲載されていました。
■おまけ:今回紹介しきれなかった本
記事が長くなりすぎたので今回端折った本を少しだけご紹介します。
森三中・村上のレシピ本と、ビッグダディの元妻・美奈子のレシピ本です。
両方とも特筆すべき面白さがないというのが選外の理由です。特に美奈子の本は本当はネタ的に期待してたのですが見事に裏切られ、「そりゃ消えるわ」って感じでした。ビッグダディくらい振り切ってほしいものです。
今は亡き鈴木その子(若い方、知らないかも……)、そして園山真希絵のレシピ本です。鈴木その子の本は「あ、この人もうこの世にいないんだ……」と思うとなんか作るとかイジるみたいな感情が失せること、園山さんの本は噂の盛りつけが無くてまあまあ普通だったことが選外の理由です。
スザンヌ、カイヤのレシピ本です。それぞれ、幸せだったあの頃の写真なども入ってますが、流石にちょっと可哀想になってきたので自重しました。それぞれ新しい幸せを掴もうとしたり掴んだりしていたりするようで(2015年現在)、まあ何というか頑張ってほしいです。
■まとめ:そもそも芸能人レシピ本とは何なのか
ご紹介は以上のように引用の範囲、一部に留まりますので、全貌が気になる方は是非お求めいただきたいのですが、ひとつだけ自信を持って言えることは「ほぼ料理本としては役に立たない(使いにくい)」ということです。特に「必要材料の一覧が無い(文章から読み解く必要がある)」とか、「本の半分くらいは芸能人の写真と私生活情報」とか「家族への感謝ポエム」とかみたいな構成の本が多数であり、要するに「料理ができる芸能人のファンブック」以上でも以下でもないというのがよくわかります。辻ちゃんの本のように、ゆで卵やおにぎりといった超基本からレシピが書いてある本もありますが、そういうのはググればいいと思います。
■結論
本当に料理するなら、食品関連企業のサイトとクックパッドは超便利。
以上です。