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お世話になっております。
毎日は飽きるけれど、年に一度くらいなら楽しみにしていられる。
お雑煮でしょうか？
ーーーいいえ、ダサいメタルのＣＤジャケットです。
世の中に溢れた沢山の音楽作品。その中でも、メタルに絞り、しかも楽曲ではなくジャケットに絞っての鑑賞記事です。
今回は2016年4月1日〜2017年3月31日発売のものからチョイスしました。忙しくなると好きなバンドの新作くらいしかチェックしなくなりますが、ジャケット鑑賞なら時間はかかりません！メンバーの変遷やら機材やらどこのスタジオで録ったやら、マニアックな楽しみもありますが、詳しくなくてもサラッと見るだけでも良いじゃないですか。サクっと２分で読める記事です！
■アイアン・マスク『ディアボリカ〜鉄仮面交響曲 第六番』
アイアンのマスクを装着した指揮者です。交響曲の、なんで第六番かというと６枚目のアルバムだからかと思われます。キン肉マンでバラクーダとして再登場したロビンマスクがこんな感じだったと記憶しています。
指と指の間をすり抜けるのはバラ色の日々ですね。
イケてるメンバー写真。一番右の方にご注目。
あごひげを編む。これはメタラー界隈ではたまに見られるおしゃれです。
メンバー全員でアイアンマスクを装着していますが、あごひげを編んでいる彼は一発で判別できますね。
鉄仮面交響曲とは大仰ですが、どのような歌詞の曲が収録されているのでしょうか？
ああ、ああ、ああ、行軍６６６
・・・謎です。
■バリアント・トール『オールド・ソルト』
宇宙戦艦ヤマトの乗組員みたいなお爺さんによる「ちょっと黙ってて」。OLD SALTとは・・・？
宇宙遊泳。
ダサいと言っていいのか難しいところですね・・・。Twitterの1ページ漫画とかで既視感のある絵柄です。
生気の抜けた顔。
■ヒッテン『ステイト・オブ・ショック』
拘束衣を着せられたメタラー。アンプから流れる電流により彼の中の悪魔が目覚める・・・！
バンド名のHITTENは、「hit ten times（10回叩きつける）」という意味を持たせているそうです。この恐そうなメンバーにタコ殴りにされる様子が想像できますね。
アルバムタイトル曲の「STATE OF SHOCK」の歌詞をご覧下さい。
とにかくヘッドバンギングしたい 休むつもりはない とのことです。全体的にＩＱの低さが感じられますが、ショック状態にあるならしょうがないですね。
■フェアノール『ウィー・アー・ヘビー・メタル』
凄くないですか？アルバムタイトルが「WE ARE HEAVY METAL」。俺たちがヘビーメタルだ。念のため申し上げますが、拷問を受けているクラフトワークではありません。
選ばれし者だけが抜くことができる剣・・・
メタラーの王か戦士か・・・
たくましい拳・・・
上記の雄々しい写真のイメージを持ったうえで彼らの公式ミュージックビデオをご確認下さい。
■バトル・ビースト『ブリンガー・オブ・ペイン』
オラーッ！！って感じの勢いのあるジャケットですね。まさにバトルビースト。
ＣＤをパカッと開くとこれ。
ブックレットを開くとこれ。
女子プロですか！？
優しい表情のメンバー。
優しい表情のメンバー。
女帝。
このアルバムではないのですが、バトルビーストは『ブラック・ニンジャ』という曲が最高です。たしかな演奏力の中、現れる忍者のコスプレとゆらめく黒忍者という文字。
■イングウェイ・マルムスティーン『ワールド・オン・ファイア』
とにかくギターがうまいメタル界の王者、イングウェイ・マルムスティーン。
彼がどんな人物か知らなくても、この写真だけで相当なナルシストだということは想像に難くないですね。暇な人は「イングウェイ 名言」で検索すると少し楽しいと思います。私が個人的に好きな言葉は「正しいやり方（The Right Way）があり、間違ったやり方（The Wrong Way）があるとすれば、俺にはイングウェイ（Yngwie）があるんだ」です。
ザ・恍惚！
彼のうまいギターを聴かせるため、このアルバムは11曲中8曲がインストです。わずかな歌ありの楽曲の歌詞の手抜き感・・・
■ヘリオン・プライム『ヘリオン・プライム』
「ぷるぷる ぼく わるい プライムじゃないよ」でおなじみのヘリオンプライムです。
ただでさえ強い恐竜が鎧を着たらかないませんね・・・
ジャケットのインパクトとは裏腹にやや普通なメンバー。
ＣＤにチラシが入っているのですが、まあ、こういう界隈です。
■ビヨンド・ザ・ブラック『ロスト・イン・フォーエヴァー』
これはなかなか深いダサジャケットかと思います。じわじわと笑えてきませんか？もう沢山この手のを見すぎてて感覚がおかしくなっているのかもしれませんが、私は今回の中じゃこれが一番好きです。お茶を飲んでほっと一息つく時のようにしみじみ感じ入るんです。ああ、ダサい・・・
近年のＦＦっぽさを感じます。左側のガラスの破片を食らってる女性は椎名林檎でしょうか。
さりげなく辛口。ライナーノーツ特集もいつかやりたいものです。
「漆黒の闇に輝く一陣の光はやがて永遠となる」。
■アタッカー『シンズ・オブ・ザ・ワールド』
世界はエイリアンの手の中！アタッカーというバンド名、ロゴ映えはしますが検索性は良くないです・・・
左側、世界史の資料集で見るようなあれこれのパロディですね。ものすごくヤバイ紋章がチラ見してますが……。
また悪そうな人たちが出てきましたよ！
一人ずつご覧ください。
皆一様に・・・
指を・・・
一部分だけ・・・
ポケットの中へ・・・
俺たちがダサメタルだ！！
ダサメタルジャケットならぬ、段差メタルジャケット。
今回は以上です。私はこれからヘッドバンギングで疲れた首を癒しに銭湯へ行ってきます。
それでは、さようなら・・・
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