建設現場の仕事って実際どうなの? この道20年の職人に聞いてみた!

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赤祖父(赤ソファ)
青ソファ、黄ソファ、赤ソファの三色からなる「徳ソファ」から分離したうちの一人。三人がふたたび一人に戻るとき、大勝利が待っているという。

インターネットの肉食獣サイトたちが食べ残したネタをガツガツ漁るハイエナズクラブが、今回は「建設現場で働く普通のおじさん」に仕事のお話を聞きます。こういう人たちの仕事が日本を支えてるんだと再確認!みんなエライしみんなスゴイ!

※本記事はリブセンス社のオウンドメディア「ドアラジオ」閉鎖に伴い、許諾を得た上で再掲したものです。

はじめに

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日々インターネットを見ていると、特にIT系の皆さまの華々しかったりキツかったり、みたいなお話をよく目にします。
やれ、最新技術がどうとか、開発手法がどうとか、自販機の飲み物が全部無料だとか、オフィスに畳の会議室があるんだとか……。

えーと、すみません、敢えて言います。

うるせー! もういいよそういうのは!! IT企業の自慢はもう飽き飽きなんだよ!!

もっと色々な「現場」の仕事に関わるプロの話を聞いてみたいんだ!!

……取り乱しました。失礼しました。

しかし実際、例えば建設現場の仕事の話ってネットでは思ったより目立ちませんね。

ITの人と違ってあまり仕事のことをネットでは語りたがらない(あるいはネットに投稿をしていない)のかもしれません。じゃあ、無理矢理にでも聞いてみよう! ……というのが今回の趣旨です。

……今回ご協力いただくのはJR中央線沿線に在住のTさん。この道20年とのこと。趣味は音楽と、ネットでダサいセーターの画像を収集すること。

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Tさんはドレッドヘアをしているのでよく勘違いされるが、レゲエにはあまり興味が無いとのこと。

ひと口に“職人”と言っても色々

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(聞き手・赤祖父)今回はお休みの日にわざわざお仕事の格好で来ていただき、申し訳ありませんでした。

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(Tさん)いえいえ。でも、最初にそう説明されたほうが良いと思いますよ。今日の格好、テキトーですからね。見る人が見たらツッコミ入りますよ。

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この格好は「不自然」らしい。どの仕事のための装備なのかハッキリしないバラバラな組合せなのだとか。

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そうなのですか……私が見ても全然わかんないです。ところで、Tさんは職人さんの中では特にどういう職種にあたるのでしょうか? 鳶とか大工とか塗装工とか、そういう職種はなんとなく聞いたことがありますが……。

icon1「多能工」ですね。初期のファイナルファンタジーで言えば赤魔道士みたいなものでしょうか。

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えっ、初めて聞く職業ですが、器用貧乏みたいなことですか? ちょっとそれは謙遜しすぎなのでは……。

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まあ要するに、何でも屋に近い働き方ですね。流石に年齢も年齢なので現場の管理もしますけど、実際の作業も勿論行います。たとえばこんな感じです。

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フォークリフトオペレーター

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伐採・伐根

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移動式小型クレーンオペレーター

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斫り(はつり)解体

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床クリーニング、ワックスがけ

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高層ビル外装ガラスクリーニング

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ビル外装掃除とか、写真だけでほんと○○○○が縮みます……本当に色々やるのですね。となると、資格はどのようなものをお持ちなのですか?

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安全衛生責任者 、足場建方主任者、第二種酸素欠乏危険作業主任者、小型移動式クレーン、フォークリフト1t以上、高所作業車10m以上、玉掛け1t以上、ゴンドラ取扱、研削砥石、普通免許、です。

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どこが赤魔道士なんですか。めちゃめちゃ色々できるじゃないですか! 私なんか珠算2級とかくらいしか持ってませんよ……。

職人のガジェット(道具)

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そういえば先ほど道具の話が挙がりましたが、どんなものをどういう風に使うのか興味津々です。教えてください!

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「見る人が見たら違和感を抱く組合せ」という道具ラインナップ

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そうですねえ……たとえば、左端の折込鋸(折りたたみの手のこぎり)ですが、これは「ゴムボーイ」という商品ですが、「ゴム太郎」という別シリーズがあります。どちらも定番品なのですが人によってどちらの派閥か分かれます。昔、ゴム太郎派の先輩に頼まれて間違えてゴムボーイを買っていったら殴られました。

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そういうコダワリがあるのは嫌いじゃないです。

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POLARBEAR(シロクマ)という割に黒い毛。ただ、本当のシロクマの毛は透明なんですよね(豆知識)。

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この刷毛も定番品で、本当に細かいチリなども逃さず、また抜け毛も無いです。仕事は勿論ですけど、家の掃除とかにも使ってますよ。変に高い家庭用のものを使うくらいだったら業務用のプロ用の道具を使うのもオススメです。

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さっそくAmazonで探すことにします。

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これまた定番品というスケール(メジャー)の先には磁石が付いていた。トタン屋根にくっつく。

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このスケールはこんなこともできますが、それよりも表裏両面に目盛りがあることが重要なんです。

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あっ、確かに100円ショップのメジャーは裏がまっ白だ。こういうの見てるとプロユースの道具無駄に揃えたくなります。

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ええ、ご家庭でも活用できるものは多いと思います。でもこの「ハッカー」くらいになると流石に使わないかな、と。

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「ハッカー」という道具。もちろんコンピューターやネットとは1ミリも関係ない。

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これはどうやって使うのですか?

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はい、こうやって……

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こう。

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速くてよくわかんなかったです。

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こういう風にして鉄筋を結束するために使います。それ以外にはあまり使い道ないかなと……。あとはご家庭にあっても良いのはこの辺とか。

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G.P.R.とは「Glassfiber core Plastic cover with Rubber Grip」の略とのこと。

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DOGYU(土牛)社のハンマーです。日曜大工などにもいいと思いますよ。カッコイイですよね。DOGYUって力強さが。

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DOGYU。むむむ。DOGYU。(何度も言いたくなっている)

派手な現場、地味な現場

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携わった現場の中で、有名どころってどこですか?もちろん言える範囲で結構ですが……。

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基本的に言える現場はあまり無いのですが、現状の日本で一番高い高さのある建設物などは携わりました。中の話も面白い話はあるんですが、オフレコでお願いします。

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そりゃそうですよね。どこって言ってるようなものですから。じゃあ逆に、地味な現場ってどのくらい地味なんでしょうか。

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街のどんな細かいところだって、だれかの「仕事」で造られている。

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これなんかかなり地味でしたね。延々と目地を掘って、ゴミを掻きだして、セメントで隙間を埋めるという仕事です。

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こういうので溝の中のゴミを掻き出すらしい。確かにザ・地味だ。

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こういう仕事、好きな人は好きそう。

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このくらいの作業では「工事現場」扱いにならず、立ち入り禁止の看板とかも立てられないので、端から見ると怪しいオッサンが地べたに座って地面をゴリゴリ掘ってるだけに見えるのが辛いですね。マジで何度か小学生に「おじさん何やってんの?」と話しかけられましたし。

Exif_JPEG_PICTURE完全にオッサンが遊んでるだけだと思われたんですね……別種のキツさがありますねそれは。

現場あるある

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地下の作業の様子。カイジではない。

Exif_JPEG_PICTURE「あるある話」なんてきっと沢山あるだろうと勝手に思ってるのですがどうでしょうか。

icon1まあ色々ありますけど……昼休みに、寝たい派と喋りたい派がいたりしたら困るとか、夏は塩タブレットが支給されたりしてたけど最近は「男梅」が多いとか、知らない奴が多すぎる現場は油断すると普通に道具が盗まれることもあるとか……。

Exif_JPEG_PICTUREいちいち気になりますが、スペースの都合でまた別の機会で伺いたいです……。ところで、やはり女性は殆どいない職場なのでしょうか。

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そうですね。どうしても力仕事が中心ですし。ただ、住宅などの場合は発生してしまったキズなどを直すための「補修屋さん」という職人が来ることがあります。この職人には、美大卒のサブカル女子っぽい人がいたりして、現場が騒然となります(笑)。

Exif_JPEG_PICTUREなんか……想像できますねその様子(笑)。あからさまにウォーーとか言えないから、チラッチラ見たりする、みたいな(笑)。

icon1まさにそんな感じです。彼女たちは凄いんですよ。木目を描いちゃったりして、キズとかを全然わからなくしちゃうんです。女性というとその他には、とあるショッピングモールの建設に携わったときは、まだ工事の最中で(そのお店の)オープニングスタッフが研修に来られたときもあります。アパレル系の女性が、アパレル系の女性たちが、なんと、現場に来たんですよ……!

Exif_JPEG_PICTUREヤローどもの巣窟にキャピキャピした女子が何人かでやってきたら、それは話のネタになるでしょうね。

icon1そうです! 女性が輝いて見えるんです! もう何年も前の話なのに、昨日のことのように思い出し反芻しています!!

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ちょっと落ち着け。

「安全第一」について

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Tさんの命も何度か救ったという命綱。かなり危険な現場では2本付けたりすることもある。

Exif_JPEG_PICTUREさっき道具の中に命綱もありましたけど、私の仕事はデスクワークなので、普段殆ど業務中の怪我や生命の危機を意識することはありません。そのあたりの気持ちの保ち方というか、意識の持ちようが気になります。

icon1現場では安全は本当に第一に考えるべきです。安全を軽視するヤツは死ね! と思いますね。まあ本当に死ぬんですけど。そういう安全に対する高い意識や知識を持ち続けるために、「安全大会」というのがあったりもします。事故や怪我の事例を共有したりして未然に防ぐわけです。

Exif_JPEG_PICTURE変わった怪我の事例とかありますか?

icon1例えば、足の爪が長すぎて長靴の中でひっかかって剥がれた、みたいなのはちょっと笑いました。自分の関わった現場であったのは、最後の最後の撤収時に、書類を留めておいたファイルを分解しようとして金具の部分が刺さった、みたいのもありました。撤収完了するまでが現場だぞ、という例でした。

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足の爪ってただの自爆じゃないですか。そこまではなかなか指導もしにくいですよね。

icon1あと昔聞いた話では、同僚のギャグに大ウケしたはずみで足場から転落し骨折したという重大災害が発生したということもあったそうです。

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そんなにウケるとは……一体どんなギャグだったんでしょうか。「どこ見てんのよ!」とかだったらなんかイヤだなあ。

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コマネチらしいです。事故の教訓を活かしその会社の安全規則には「作業中のギャグ(コマネチ、アイーン等)禁止」が追加されたとか……。

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その人、たぶん日本で一番「コマネチ」で他人にダメージ与えた人かもしれませんね。

icon1まあその辺はギリギリ笑い話で済みますが、でも本当に、ヘタしたら死ぬことがあるんです。毎年のように、どこかの現場で亡くなった人の話は耳に入ります。そういう風に死と隣り合わせの仕事なんだな、というのは忘れないようにしています。

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風の強い日のビル外壁作業などは「死」を背中に意識するとのこと。

やりがいとプライド

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カッチョイイIT企業の人みたいに“ろくろ”を回してみたい、ということでそんな感じに撮らせていただいたTさん。ビールケースが椅子代わりの飲み屋でスミマセン……。

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やりがい、みたいのはどういったところに感じますか?

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やはり月並みですけど、自分が関わった建物は違う目線で見ちゃいますね。少なからず愛着は湧きます。私は当然やりませんが、愛着が湧きすぎたのか壁のボードの裏側に勝手に自分のサイン書いて置き土産にしてる人を見かけたことはあります。

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観光地のラクガキみたいな感覚なんですかね。それこそ取り壊しのときくらいしかわからないのでしょうけども……。

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あと某ショッピングモールの建設時は、その建物が完成した後に働く従業員さん向けに建設中の様子をプロモーションビデオのように撮影していて、それに出演したことはあります。「この建物を盛り上げていって下さい!」みたいな感じで。

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おお、それはなかなか面白い試みですね。感動するかも。

icon1いずれにしても、何だかんだでプライドを持って仕事をしてるつもりです。コワイとかキタナイとか言われがちな仕事ですけど。

Exif_JPEG_PICTUREとんでもないです。私はこういう仕事に携わってる人って本当に尊敬しますよ。自分には到底できないし。エアコン工事とかに来た職人さんの仕事ジーっと見て「今の道具は何ですか」とかいちいち弟子気分で聞いたりしちゃいます。

icon1ありがとうございます。そう言っていただけると励みになります。それではそろそろ……

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「1-2」に進みます。(デュンデュンデュン)

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マリオ!

おわりに

Tさんのお話、いかがでしたでしょうか。……私はどんな仕事でも、なにかのプロの話は面白いと思います。メディアやインターネットでは、どうしても一見ハデな職業や、ハデに見せてるけど実際何をしてるのかよくわからない人ばかりが賞賛されがちですが、世の中のためになっている仕事を地味に泥臭くやっている人たちだって、もっと褒められてもいいのではないでしょうか。今回の対話を通じ、改めて色んな仕事のプロを尊敬するとともに、自分の仕事にももうちょっとプライドをもってやろう、と思い直しました。

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取材にご協力いただいたTさん、ありがとうございました。

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