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けーかほおこく1
はいえなかいちょうわぼくが考えたことや思いだしたことやこれからぼくのまわりでおきたことはぜんぶかいておきなさいといった。なぜだかわからないけれどもそれは大切なことでセラピーのこうかがわかるということです。ぼくの名まえはケアムーラでしんじゅくのかいしゃではたらいていてすきな食べものはどうぶつパンでぼくのとしわらいげつ35さいのたんじょうびがきます。うまく文しょーがかけませんがかいちょうはえんじょうりすくはちぇっくするのでだいじょぶといったからだいじょぶですと思います きょうわあんですめろんをかってたべました。るーむめいとのニコライがあんですめろんはどこにあんですかときいてきたのでここにあんですとこたえました。
けいかほうこく2
ふしぎなことが起きました。たくさんメロンを食べて寝て起きたら頭がすごくすっきりしていました。毎日「かこうしょくひん」ばかりでろくな栄養をとっていなかったからかもしれません。
アンデスメロンを4分の1ずつ4食かけて食べました。やはり人間、くだものを食べないとだめですね。大事なこうそがふくまれているそうです。心なしか頭もよくなった気がします。
昨日おとといはゆっくり休めたのでまた一週間、じゃなかった、今週末は土日も出勤なのでまた二週間がんばります。早く家に帰ってルームメイトのニコライと語らいたいのですがなかなか早く帰れません。パートさんがよく休むので終電近くになることもしょっちゅうです。
ニコライにもメロンをおすそわけしようとしましたがかれは食べられないそうです。きみは人生損してるねと言ったら「ぼくの人生を評価できるのはぼくだけで、他人の人生の損得をジャッジする暇があったらボランティア活動をするべき」と言っていました。ぼくはボランティアする余裕ないほど仕事をしているのでボランティアはできません。
きょうは鶴姫レッドというメロンを食べました。ちょっとだけあじみして捨てたら舞姫レッドってやつでしょうか。オレンジ色のメロンはテンションがあがります。メロンはきったしゅんかんにいい香りが広がるからすきです。甘いメロンも甘くないメロンもありますが、メロンはメロンというだけで気持ちがたかぶります。
経過報告3
鶴姫レッドを4分の1ずつ4食かけて食べた。うまい。
メロンはもともと好きだ。果物の中でもメロンのランクは相当高い。いただきものを、年に1回食べるか食べないかだったが。メロンを食べると幸せな気持ちになるし、メロンが家にあると思うと帰宅の足取りが多少かろやかになる。帰路は丸一時間電車に揺られるわけだが今日は無事座れた。多少読書するもすぐに眠くなる。新しい話はなかなか頭に入ってこないので、昔読んだものの再読くらいしかできない。宮沢賢治の『よだかの星』が泣ける。自分には《命を燃やした証》なんて残せるのだろうか。
そういえば、ここ3年半にわたって苦しめられてきた、高圧的かつネチネチとした嫌な態度の取引先の課長が、今月で定年退職することを知った。凄く嬉しい。『生まれてくる時は自分が泣いて周りの者が笑っていて、死ぬ時は周りの者が泣いて自分が笑っているような生き方をしなさい』といった内容のネイティブアメリカンの教えがある。自分の退職でここまで他社の人間を喜ばせるなんて、この課長の職業人生はきっと貧しく残念なものだったのだろう。俺が辞めるとパートさんは悲しむだろうか。まあ困るだろうな。これほど休ませてくれる職場もなかなかないだろう。俺が辞めたら他の厳しい同僚の配下に異動させられて、窮屈な思いをして、、、休み辛いからと辞めてしまう気もする。
今年の夏は異常なほど暑い。暑いだけじゃなく湿気もすごい。次の休みは湿気取りを設置したり、掃除などをしておこう。もう買ってから5年ほどになる猫のぬいぐるみ、防ダニスプレーでごまかしてきたけれど、そろそろクリーニングに出してやらなければ。手洗いしたいところだけど、なにしろ時間が無い・・・
経過報告4
タカミメロン、正統派で良い味わいだった。また4食連続で堪能した。今はメロンセラピーとして集中的に食べているが、いつでもメロンを買えるような身分になりたいものだ。働かされる側から働かせる側に立って、タカミの見物だなんてしゃれこもう。
それにしてもパートさんが休む。子供の熱で休むのは仕方がない。しかし旦那は、2回に1回とは言わないが10回に1回くらいは代わりに休んで子供の面倒をみることはできないのか。育児介護休業法では子の看護休暇として、小学校就学の始期に達するまでの子を養育する労働者に対し、一年度において、当該子が1人であれば5日間、2人以上であれば10日間の休暇を最低基準として保障している。週2日以下勤務の者、入社6ヶ月以内の者は除外することもできるが、基本的には従業員が子の病気で休みたいと言えば会社は拒否できないということだ。当然の権利を行使できない会社なのか?だとしたらブラック企業じゃないか。弊社と同じようにな!
そう、弊社はブラック企業なので今月も手書きの、定時出勤・定時退社のタイムカードを総務に提出した。アホらしい。上司は「年俸制の管理職だから残業代は出ない」と言っている。頭が悪くて泣ける。年俸制だから残業代込みと言っても、残業代が年俸のうちのいくらで何時間分に当たるかを契約書なりで明示していない。私はあくまで労働者なので、週40時間の法定労働時間を超えた分について会社は残業代を支払う必要がある。管理職といっても、パートさん3人と4人チームを組んでいる中のリーダーなだけであって、労働基準法で定める残業代を支払う必要の無い「管理監督者」ではない。判例では管理監督者の判断基準として「経営者と一体の立場」「地位にふさわしい報酬」「厳格な時間管理を受けないこと」が示されているが、全く当てはまっていない。
職場のパソコンのログオンログオフ時間は定期的にデータを保存しており、出勤時と退勤時は自分にメールを送り、出勤と退勤をビルエントランスの時計の写真付きで投稿するだけのツイッターアカウントも運用している。退職の際はこれらの客観的証拠を用いて、賃金請求権の時効にかからない2年分は残業代請求をさせていただく所存だ。余裕で数百万は入る。贈答用のひと玉1万円超えのメロンも買える。
経過報告5
『いつかこの闇を抜けて』という本がある。15歳の時に読んで、中身は一切覚えてないけれど、タイトルが良い。
いつかこの闇を抜けることができるだろうか。
光が強ければ闇も濃いという。これは自分の中だけで完結する話なのだろうか。誰かの享受している光の副産物を自分が被っているだけだとしたら、怖い。
マーブルメロンは芳醇で官能的な香りがした。メロンが続く。毎日メロンが続く。次はアムスメロンを選んだ。これもきっとメロンの香りがしてメロンの味がして美味しいのだろう。心が浮き立ち、辛いことをひとときでも忘れられる、自然の恵みなのだろう。
経過報告6
今日も休んだパートさんの仕事をやって一日終わった。今週末も出勤だ。5時間労働のパートさんが1日休んで、その分5時間自分が働くのかといえば、まあ、きっちり5時間ではない。その日必ずやらなきゃってところだけやって1時間くらいで済ませられることもある。ただ3日4日連続で休まれるとさすがに無理だ。家に帰ればメロンがある!なんてモチベーションの出し方は、結局は子供だましだ。数回なら効果あるかもしれないけれど、そんな哀しいセルフメディケーション、ちゃんと働いた分だけ残業代の出る会社なら必要ないだろう。
自分の能力不足ならまだしも、人の休みの穴埋めで自分の時間や体力気力が削られ、当然の見返りもない。成果物を納品するフリーランスの働き方なら、その仕事にどれだけ時間をかけようが報酬は一定だが、サラリーマンは超過労働に対しては割増賃金が必要で、それは法律で定められている。
ぷいっといなくなってしまいたい。
ちくしょう、気が
めいる。
いいことが無いな・・・
だめだ、・・・飽きてきた。メロンは美味しく、家に帰ればメロンがあると思うと、メンタルのヘルスも保たれる。そんな最高のソリューションのはずだったのに・・・飽きてきたな・・・毎回種を綺麗に取るのも面倒だし狭い冷蔵庫のスペースを圧迫するのもストレスになってきた・・・
完膚なきまでに最悪なことが起きた。社内システムのトラブルでデータの入力作業がパーになった。バックアップを毎日取っているので昨日の状態まで復旧したけれど、今日の朝から夕方までの作業が、パートさん3人の入力作業15時間分がパーになった。今日は金曜。締め切りは月曜の朝。パートさんは土日出勤できない。ここから導き出される結論は・・・
けいかほう告7
福岡にすんでいる父さんが、肺がんの手術がおわりたいいんしていっかげつたつのでおみまいにいってきました。ひこうきだいがたかすぎしんさくなので平日にやすんでいきました。そのぶん土日にしゅっきんします。パートさんは平日にやすんで土日もやすみます。
ぼくが父さんを心配するよりも父さんはぼくのしごとのことをしんぱいしていました。やすみすぎるパートさんはくびにするべきやといっていました。でもくびにしたらあたらしいパートさんがほじゅうされてしごとを覚えてくれるまでのあいだぼくはやすめません。とりあえずがんばるとつたえました。
けいかほうこく8
35さいのたんじょうびを職場で迎えることになるかと思ったけれど23時45ふんに帰りの電車にのれました。電車の中だけれど、せめてすきな本を読んでいる間にたんじょうびを迎えたい。でもつかれていたのでけっきょく日付をまたぐときには本をひろげたままねていたようでかなしいです。
まいとしたんじょうびですとツイートしていましたが、フォロワーにぼくがきずつけた人もいるのにそんなことのせるしかくないなと思ってもうやめにしました。うまれたことをおめでとうといわれるようなにんげんにはなれませんでした。
家にかえりメロンをたべました。アニバーサリーというシールがはってありました。生ハムをふだんのばいのせようとおもっていたのですがすっかりわすれていつもとおなじだけの生ハムをのせていました。
メロンのネットでるーむめいとのニコライのふとんをつくりました。
ニコライは「ネットのふとんはスースーしてふとんとしてはいみがない」といっていました。
ふえてきたメロンのシールをどうやってつかおうかかんがえるのがたのしいです。おとうとのこどものプレゼントにおくってあげることにしました。こどもはシールがすきですからね。
けーかほうこく9
あさ、めがさめたけれどもからだがふとんとくっついたようにおもくておきれませんでした。これはさすがにしごとをやすまなければとパートさんにれんらくしようとすまほをひらいたらパートさんからこどもがねつをだしたのでやすむとれんらくがきていました。きょうはかならずやらなくちゃいけないことがあるのでそれだけやりにいくことにしました。
きがつくと目のまえにしろいてんじょうだけみえていました。ふらふらとあかしんごうをあるいてくるまにはねられたそうです。にゅういんしょくのでざーとにオレンジがありました。
そろそろメロンのきせつはおわってしまうそうです。
もうなんにちもねていますがあしがうごかないのでこまります。
あたまもずっとずっしりしていて、くーらーがきいているのにあたたかくてねむいです。
てもたまにうごかないのでけーかほうこくもすこしおやすみします。
さいごにたべたメロンはイエローキングです。
ついしん
どうかついでがあったら、ぱーとさんのつくえに、
福岡みやげの『博多の女』をおいといてください。