おおきち
最新記事 by おおきち (全て見る)
- 【浅草店オープン記念!】たんぽぽハウス浅草店で見つけたダサいTシャツ - 2017年5月31日
- 【ダサT】東京のリサイクルショップ『たんぽぽハウス』で見つけたダサいTシャツ2016 - 2016年10月13日
- 【実地調査】各地のマック店員は『名前募集バーガー』にどう名付けたかったのか? - 2016年3月1日
準決勝 第一試合 地獄風景VS俺色そめる
勝者 俺色そめる!
負けた地獄風景さんが脱ぐと会場からは「あー、、、」という声が漏れてしまった。
浮「そうなるよね、かっこいいもん。奥只見と比べちゃうと英語だしかっこいいよ」
ダサTウォーズに参加する超人にとって「かっこいい」や「逆にいいよね」は恥である。
地獄風景さん曰く「俺は東京ではなくあえて地元埼玉のスーパーで掘り、寝間着にして育ててきた。かっこいいと言われて悔しい。ボディが白でなく薄いピンクな所がポイントだったのだが、、、」
ダサTの為に東京ではなくあえて地元を推してくる感じ。僕はすごくかっこいいと思いましたよ、インディーズ魂というか。
準決勝 第二試合 DaBook VS MC紳士
今大会一もり上げた超人 VS 5タイムズチャンピオン。果たして!?(ピンボケでスイマセン)
勝者 DaBook!
アナウンスされた瞬間、黄色い声が舞った。さすがトップモデルだ!しかし、本人は困ったような顔をしている。なぜならDaBook氏が持ち込んだTシャツはDaBook氏がお世話になっている所から頂いたTシャツだったからだ。頂いたものながら今大会ダサTウォーズに持ち込んできたDaBook氏。このまま優勝してしまうのか!?優勝した場合のあげた人の立場は!?
敗者MC紳士氏、晒し者に。
フツーの灰色Tシャツかと思いきや、、、
フード付き?
後ろから見るとフードがない!?
このTシャツ脇からフード出てるの?どういう構造!?
フードに物を入れてアピールするMC紳士氏
多分こういう構造。フツーのロンTの背中に小文字のhのような形で布が取り付けられている、、、
何故!?
再び出てきた謎T。これも裁縫おばさんの嘆きの声が聴こえる。
伊賀審査委員長は敗因としてこう語った
伊「MC紳士には謎路線はもうやめてほしい」
このMC紳士、勝つために、ただ勝つためだけにダサTの中でも謎Tと呼ばれるジャンルを数々発掘してきた超人なのだ。変化球でなくどストレートで勝負してほしい、そういう意味が込められたエールに聴こえた。
イベント後半にはMC紳士の謎Tコレクション披露も行われた。
少しずれた位置にあるジッパーT
これまたジッパー。ブチャラTと名付けよう。
ただ単に開と閉ができるだけのTシャツ。ほんと何を考えているんだ。YKKに謝れ!
次回のダサTウォーズではMC紳士のどストレートが見られるのかもしれない、、、
決勝戦 DaBookVS俺色そめる
さあ、最終決戦。今回はブルーシートはなく同時に披露することになった。
最終決戦、果たしてどちらが勝つのか!
渋谷で3500円だったというそめる氏のダサT。一見普通だが、、、
これまた謎に脇周りついたビーズ。
左右とも脇下までは繋がっていない謎仕様。
対するDaBook氏は!?
申し訳ありません!
DaBook氏の仕事、そしてコレをダサTに持ってきたということがバレてしまうとDaBook氏の立場が危ういとのことで公開NGでした、、、ただ会場での声をお知らせしておきます。
「ダサTって基本古着だけど、最新型でこれなのはヤバイ」
「これ見た人みんな曇った顔」
「このデザインの背景がしりたい」
「おしゃれの総本山からこれがきてしまった」
などと罵詈雑言の嵐。
完全にDaBook氏の勝利かと思われたが、、、
勝者 俺色そめる!!!
そめる氏の勝因として審査員長の伊賀さんはこう語った。
「DaBookを優勝にさせてしまうとダサTの概念が変わってしまう」
「前途ある若者のために」
「ダサTは思い出し笑いが出来ないと」
「でんぱつ以上に政治的メッセージを持ってしまったTシャツ」
「ダサTはノンポリ」
「ダサTは人に迷惑をかけてはいけない。ダサTはみんなが幸せにならないと」
とのことでした。
おめでとう俺色そめるさん!
ラストは全員で記念撮影。
かうさんのTシャツがはやくも味が出てきたと伊賀さんも笑顔。
浮「シンポジウムというかなんか一歩進んだ気がします」
これにてトーナメントは終了。
あとは時間が余ったので過去のダサTウォーズの様子をプロジェクターで振り返りました。
当時はダサTの定番として大活躍だった大きな動物柄。現在はきゃりーぱみゅぱみゅなどの着用によりおしゃれアイテムと化している。きゃりーが着こなせるか否か、それが今後のダサいに深く関わってくるのかもしれない。なんなら僕もこれ着たいぞ。
ダサTウォーズ初期にはダサTの意味を理解せず、ダサTでなくバカTで現れる参加者もいたそうだ。これまでの戦の歴史からバカTはダサTにあらずという雰囲気になりこういったTシャツは誰も掘らなくなっているとのこと。また、”逆にいいよね大賞”をとった人物には観客の前で3分くらい踊るという苦行もあったようだ。
いま見てもダサい絶対的ダサTも多数紹介。
これらの画像が見られるダサTレポートはこちらから。若干重いです。元アシパン店主の高野政所氏によるコメントも秀逸なので是非スカベンジャー達には確認してもらいたい。
以上4時間半にも渡り行われたイベントは終了。お客の殆どはダサ当たりを起こしてしまいぐったりしていました。浮き輪氏に至っては当日頭痛が起きたとのこと。
冒頭の僕の半目もダサ当たりによるものです。
今後も開かれるであろうダサTウォーズ。みなさんもたんぽぽハウス、リサイクルショップ等を掘って参加してみましょう。僕も次回参加するつもりです!あなたのタンスにも秘宝が眠っているかもしれない、、、
ダサいといえばハイエナズクラブはダサセーター画像(@dasasweater)というツイッターアカウントも運営しております。ファッションスカベンジャーは是非チェックしてください。
それでは!