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みなさんこんにちは。さとみこんこんと申します。ガッツを出したらハイエナズクラブに見事採用となりました。この調子で今後とも頑張っていきたいと思います。
さて、みなさんカラオケはお好きですか? 私は嫌いです。
今までの人生、できるだけ歌いたくないと思ってやり過ごして参りました。しかし世の中そう言ってばかりいられない時もありますよね。
そんな時は勇気を振り絞って歌ったたりもするのですが、周りに微妙な顔をされる時とか結構あるんですよ。周りの反応が薄いときもありますね。
そして私はこう思うのです。私カラオケ下手なんだな、と。
さらに下手さを再認識してますます歌いたくなくなる。負のスパイラルです。
そこでそんな自分にさよならすべく私が向かったのは、ネットで調べてたまたま見つけたコチラ、
餅は餅屋。カラオケ上手くなりたきゃカラオケ塾って事です。
熱血具合がホームページを見ただけでも伝わりますね。
それでは早速入塾してみましょう!
熱血カラオケ塾に入塾!
今回私に熱血指導してくれた先生は
藤村智史先生です!
先生、高身長で目が茶色くて綺麗です。
まず私のお手並み拝見ということで、先生に私の歌を聴いていただきました。
今回私が選んだ歌は久保田早紀の「異邦人」です。
余談ですがこの歌は久保田早紀が学生ときに中央線の中で作った歌らしいです。
まず先生の評価と採点機能の評価で現状の私の歌の力量を判定していきます。
採点機能の評価は83点。まあまあですね!
そして先生の評価は、
「うん。歌えてますね」
「普通に歌えてますね。普通って感じですね」
「83点、普通の点数ですね」
「普通の歌が1番印象に残らないんですよね」
歌い終わった後の周りの微妙な反応の訳は私の歌が下手というより普通だったことが原因だったようです。なるほど……よくわかりました!!
先生。私の歌をもうちょっと上手く、印象に残るようご指導お願いします!
熱血カラオケ指導 ノウハウを大公開!!
「まず歌で大切なことは自分の体を鳴らすこと。歌は自分の体が楽器になるので自分の体が鳴るようにボイストレーニングすることが大切です。ただ、良い楽器を持っていても弾くテクニックがないと上手く演奏できませんよね。それにあたるのが歌唱力。どちらも鍛えることで歌が上手く歌えるようになります」
先生から歌うまになるために伝授されたポイントを以下にまとめてみました。
■ポイント① 腹式呼吸で自由に歌え!!!
「まずは呼吸法から。腹式呼吸を使って歌います。腹式呼吸がうまく使えれば歌が自由に歌えるようになります」
ほとんどの成人が普段は胸式呼吸(胸の浅い位置での呼吸)をしているそうなのですが、歌を歌う時はお腹でしっかり息をする腹式呼吸をすることが大切だそうです。胸式呼吸は呼吸が浅くなって、歌っている時に苦しそうに聞こえるようです。
腹式呼吸の練習方法としては
スーーーと吐く。お腹にキュッと力が入るようにスーーーと吐く。
スーーーーとしっかり吐いて鼻で吸う。これを何回か繰り返します。
この時、吐いて 吸って 吐いて 吸って というのがポイント。もともと空気は体の中に入っている状態なのでその空気を吐いて出し切ってから息を吸った方がお腹からしっかりと吸えるとのこと。
胸と肩が上がらないように、鏡で確認しながらやることが好ましいそうです。
■ポイント② マイクの持ち方は「声の方向に対して平行に」
「先生、マイクはどうやって持つんですか?」
「マイクは声が出る方向に対してまっすぐ当たるようにします。タモリ持ちはだめです。あと、マイクの網のところは持たないようにしてくださいね。キーンと変な音が鳴る原因になります」
YAZAWA持ちもダメってことですね。
↑これはダメな持ち方
「先生。わきはどうしましょう!マイクを持ったときの脇は?閉めるんですか、開くんですか?」
「脇?え…..脇?脇は…どっちでもいいです!」
脇はお好きなようにとのことです。
■ポイント③ 万能ウォーミングアップ法「リップトリル」
唇を震わせてブルブルさせるリップトリル。息を吐き出して息を唇に当てて震わせます。
口の周りの筋肉をほぐす効果があります。腹式呼吸ができていて、かつ力が抜けていないと振動が止まってしまい上手くできません。
「プロの歌手なども楽屋でリップトリルをしてウォーミングアップをしています。とても万能な練習法でもあります」
唇に息を当ててブルブル震わすリップトリルの特徴としては、
・喉に負担がなく練習ができる。
・音域を伸ばす効果がある。
等の点が挙げられます。
練習方法としては無声音から有声音にして音をコントロールする方法を習いました。
ブルル…..
リップトリルで歌を歌うのもオススメの練習方法だそうです。
「リップトリルだけを毎日練習するだけで歌が上手くなりますよ。それだけ万能なトレーニングなんです」
みなさんも是非今日から唇をブルブルさせてみてください。実際これ、やってみるとかなり難しいですよ。
■ポイント④ 口から声の玉を出すイメージトレーニング
じゃあここから声を出していきましょう。口を縦に開けて「あ⤵︎」
次に手をつけます。
口から玉を出すイメージ!で「あ⤵︎」
手に玉が乗っかっているイメージですよ!
声の玉を口から出して、前に前に声を出します。
声の玉!!!!
「これは何をやっているかというと、声を前に出す練習です。ボソボソ喋っている人って声の音量が小さいだけでなく、声が前に出ていないんですよ。前に出してあげることで声が鳴ります。だけど声を出すというイメージだけではわかりにくいので、口から声の玉を出すイメージを体を使って行うことが大切なんです。
■ポイント⑤ カラオケに行くノリになったときの心構え!
「先生、いざ二次会などでカラオケに行くことになった時に、上手く歌えるようにできることはありますか?」
「1度喉を使って歌ってしまうとギアチェンジできなくなってしまうんですよ。すると喉を使って歌うことになってしまい、口先で歌ってしまいます。なのでまずお腹から声を出せるようにスーッ スーッ とお腹を使って呼吸をするといいですね。トイレとか行ってやるといいかもしれません。そしてやはりリップトリル。これで喉や顔の緊張をほぐします」
「二次会の道すがら、普通の会話でわざとらしく口を開いて喋るようにシフトしていくのもいいですね。会話から歌モードに変えていく。あえて口を大きく動かす!日本語って口が開かなくても発音できちゃうから、意識的に大きく動かしていきましょう」
「先生!私顎関節症で口を大きく開けてると痛いんですけど、顎関節症の人にアドバイスはありますか?」
「顎関節症の人は、顎が落ちる手前で口を大きく開けるのをやめるようにしたらいいです。決して無理をしないでくださいね!手で関節を支えてあげるのも効果的です」
顎関節症の自分の顎と相談しながらできるだけ大きく開けてみてくださいね。
ちなみに、ここまでのノウハウをそもそも記事に書いちゃって良いのか? を確認したところ「全然OK」とのことでした。机上の学習だけでは身につかない実際の指導に対する先生の自信が感じられます!