【佐賀県】一度は寄りたい「ドライブイン鳥」

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zukkini
ぼくはワンマン、まわりはイエスマン、ペットフードはドギーマンという感じで、我欲にまみれてダメになっていく組織を体現したいと思っております。

佐賀県は伊万里市にある「ドライブイン・鳥」をご紹介したい。

かつて村上龍の小説で「福岡県への米の供給地」と宣告され、最近ではtwitterなどで「県全体がドッグラン」と揶揄される佐賀県が誇る文化こそドライブインである。

俺は佐賀県出身である。九州旅行をした人で「佐賀に行ったよ!」という人を詳しく追求するとと必ず「佐賀は・・・通過したよ!」に変更されることが多く、そうした通過県としての役割をジワジワと認識し始めた県民は独自のドライブイン文化を発達させてきた。

集落と集落を結ぶロードサイドには定食の名店が多く、また山間に居酒屋を作っては送迎バスで送り迎えする客が多いのが佐賀県である。

そんな佐賀県が生んだドライブインのヒット作こそ、今回ご紹介する「ドライブイン鳥」である。

※写真がピンボケしまくってますがご勘弁ください

ドライブイン鳥

その飾らないネーミングからはあくまで鳥料理で勝負する力強さが感じられる。

今では福岡にも1軒オープンさせているが、やはり行っておきたいのは元祖である伊万里の本店である。

皆さまにおかれましては、「やき鳥一番、鳥めし二番」に「秋山三番、清原四番」と西武黄金時代ですぐに返歌できる雅(みやび)な人と友達になっておきたいところだ。

駐車場のキャパは5〜60台。店舗の収容人数はマックス300名というから驚きである。

人気ドライブインだけあって受付後は待ちが基本。

テーブル席と座敷席があるが、テーブル席ならば回転は早く比較的早く座れるのでオススメだ。

色んな玩具が待つ人を楽しませる。

ただし買っている人を見たことはない。

無駄に豪華な伊万里焼が展示されている。

右は鶏と分かるのだが、左に居るのは謎だ。ムーミンの亜種だろうか。いずれにせよちょっと斜めになっているので正面を向けさせて欲しいものだ。

漫画、スロットで待ち時間も安心。このあたりでどの辺の層が来るかお察しください。

写真には写っていないがUFOキャッチャーもある。

座敷席はこのような具合。

コタツ付きで半個室とあればカップルの「ドライブイン・ドライブアウト」にもってこいではないだろうか。すいませんでした。

料理は地鶏料理のほか、高級肉牛である伊万里牛のメニューも豊富。

これは鶏皮餃子。鶏皮の中に、なんと餃子が入っているという当たり前の説明しか出来ない。

980円の一番定食を頼むと、若鳥と鳥めし、鳥スープがついてくる。初心者ならこれで充分のはずだ。

こたつに入って鳥を焼いてとなると酒が欲しくなるが、酒のメニューも豊富。夜は飲み屋に変身するのだが、みんな車で来ていることに注目だ。

こちらが名物の鳥めし。普通の鳥めしよりは濃厚な味である。

俺も色んな料理を食べたつもりだが、福神漬けと紅しょうがが同居している料理をあまり知らない。

テーブル席はまさにドライブイン、という風情。こちらはこちらで趣が深い。

地元民の生ナマリ・トークを堪能したい方はこちらへ。

ドライブイン鳥、いかがだっただろうか。

皆さんも佐賀を通過する際は是非伊万里を通過してください。

電話番号 :伊万里店 0955-23-0667
定休日:毎月第1・第3水曜日 大晦日 元旦
営業時間:AM11:00〜23:30
住所:佐賀県伊万里市大坪町甲1384-2

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