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お世話になっております。
まずはこちらの商品をご覧ください。
ヤマザキの菓子パン、くちどけフレンチトーストです。じゅわっと&しっとり生地が非常に美味しく、また極めてハイカロリーですので遭難時にぴったりの逸品です。
そんなくちどけフレンチトーストのこの「ち」の箇所をご確認下さい。なんだか下部がくるっとして・・・流れるような雰囲気をかもしだしていますね。
こちらはローソン100で購入したふわり揚げえびせん。
ふわりの「ふ」の一部がくるっとしていますね。ちなみにこの「ふ」はずっと眺めていると、縦に伸びるヘビと、それを飛び越えてまたぐ白い物体に見えます。
実家の冷蔵庫に置いてありがちなゼリー。こちらは「と」がくるっとしています。
これもヘビっぽいですねえ。紫のヘビが紫の外界へと抜ける感じに見えませんか?
続けます。死ぬほど甘くて舌と骨が溶けることでおなじみ、ヤマザキのコーヒーサンドモカ。
個人的な感覚ですが、「サ」行の文字には流れるエレガントな印象はあまり無いです。サッとシュッとスキッとした、それでいてどこかあかぬけないイメージですね、さしすせそ。
ところがスペシャルの「ス」がくるっとして格好つけているのは良いものです。special・・・特別な・・・。わざわざ手を加えるに足りる個性を持った文字だと思います。バナナとペシャルの架け橋となった「ス」。その「ス」のはらいの流れる先は太平洋かインド洋か・・・
さあ、さらに特別感が増しましたよ!赤色です。私が牛だったら突進していきますね、脳がしびれるほど甘ったるくフワフワなこの糖尿病発生器に!
アーモンドカステラです。「ア」の先端を伸ばしてくるっとさせることにより、パンの先端部分と見事に重なっています。そのたたずまいはまさにタイタニック号で体を重ねるローズとジャック。I’m flying!
こちらは初心者の方にも親しみやすいくるフォン(くるっとしたフォント)です。
マスカルポーネの「マ」の先がくるっとしています。ただ丸を作るだけでなく、まず「マ」の出発点から山なりに助走をつけて向かって行っていることにお気づきでしょうか。このバランスの妙にはザネッティ社も快哉を叫ぶことでしょう。ミゥィーッ!ミュゥューッ!(この鳴き声は、あらいぐまマスカル)
さてここで少し趣向を変えましょう。ヤマザキ菓子パンから連綿と受け継がれてきたエレガントくるっとスタイルが先に割り下を用意しておく関東風だとしたら、このピエトロドレッシングにおけるくるっとしたフォントは肉を焼いたら直接砂糖としょう油を投入する関西風と呼べるでしょう。(ピエトロドレッシング自体は福岡ですが・・・)
「ト」の先にご注目下さい。ヘ音記号をモチーフとしたこの流麗耽美にして前衛的な曲線には新鮮なサラダもしなってしまいますね。「ト」で終わるとくどくなってしまうところですが、そのくるっとした主張を「ロ」が受け止め、「ピ」の丸部分と共鳴してスタビリティックなスタイルを構築しています。
こちらの「K」も、ピエトロと同じカテゴリに入るのではないかと推察します。
「K」が「K」であるゆえんの「K」先部分4つのうち、実に3つも、くるっと弧を描いています。一回転して突き刺さることなくあくまでヘ音記号の枠を維持する凛とした姿からは「何とでも呼ぶがいいさ 俺には消えない名前があるから」といった威風堂々とした自負が感じられます。
愛と知性を感じるMercuryのくるフォン。「M」の片方の山から伸びたというか、もはや生えてきて、豆苗のように成長盛んですね。
こちらも一回転しないミックスゼリー。ついつい花のようなアレンジを擁した「ク」に目がいってしまいますが、「ミ」はあごのようにしゃくれているし、「ゼ」はまるでホウレン草を平らげた直後のポパイのように力強いです。くるっとしたフォントが心を掴み、口に含むとネッチョリした触感が歯を包む、非常に高いポテンシャルを備えた商品です。
皆様は筆記体は得意でしょうか?私は中1の時に嫌になるほどやらされたので今でも得意です。そのおかげで、この踊り狂うDouble castの「D」と「C」を愛おしく鑑賞できます。
そもそもがくるっとしているチョコ&レモンの「&」の回転具合を遥かに凌駕しています。
無骨なカタカナの所作を打ち消すかのようなCharlotte Stick Roll。同じ内容をくるっとしたフォントで下に配置するだけで、なんとバランスが取れることでしょう。私は最初「このカタカナでシャルロットはねーだろ」と思いましたが、しなやかで雅趣に富んだCharlotteの存在で感受性を正されました。
宝石のような「O」と楽器のような「S」。決して味を外すことのない名メーカー、オハヨー乳業のチョコプリンです。
それではここから、コメント無しで8枚くるフォンを連貼りいたします。
先入観なくニュートラルな気持ちで眺め、腕を組み、小首をかしげ、味わって下さい。気取った態度は不要です。心のままに。
秋が深まり涼しく過ごしやすくなったので、ついつい夜更かししてしまう。長くて自由な夜は、多少非生産的なことをやってもいいじゃないですか。くるっとしたフォントを鑑賞しましょう。
私の数少ない趣味に家電量販店で炊飯器の蓋や電子レンジの蓋を開けたり閉めたりする行為があるのですが、何気なくCDラジカセを開けてみたところ、くるフォンを発見しました。
Disneyの「y」が美しい曲線を描き、ミッキーのシルエットで〆ています。そしてさりげなく「6」をあしらった「i」。贋作画家がその時代にはなかったモチーフをこっそり描き足すように、このオーディオ売場の店員さんも職場に密かにメッセージを仕込んでいたのですね。
最後にご紹介するのはこちら。毎日使用する車で毎日大好きなフォントを眺めるライフスタイル、最高ですね。
飴細工のように美しい、ayu LIFE STYLE!!
私からは以上です。
ご多忙のところ、ありがとうございました。