一人居酒屋モテ飲みマニュアル

ハイエナズクラブ御覧の自称サブカルの皆様、酒飲んでますか？
こんにちは、フェロモンです。

 
ああ…クソノベル、CHITUの人か…

 

 

との溜息が方々から聞こえますが、マジで正しいよその感想。

何であんな連載始めたのかな…？何で踏みとどまる疑問も持たなかったのかな？と自分でも思ってますからね…。

理由は酒に酔ってたからとしか言えません。

 

 

そんなアル中に優しい事で有名なのがハイエナズクラブ。

今日は飲酒素人の皆様方にですね、一人で居酒屋で飲むという伊達な魅力を伝えられれば良いなと思います。
一人で居酒屋に行くのは何だかハードルが高そうで…と二の足を踏んでいる方々の参考になればと、アルコール離脱症状特有の震える手で筆を執った次第です。

そんなこんなですが丁度夏真っ盛りのビールの美味しい時期ですから、今年の夏は一人で「粋」に酒を飲める一つ上の男になりまっしょう！
そこで大事なテーマが粋なのです。

酒という嗜好品だからこそ、だらしなく飲むのはカッコ悪いのです。

人と飲むときにハメを外してしまうのも良くありませんが、一人でハメを外すのはそれ以上に恥ずかしすぎます。ベットからジャンプしながら「無重力オナニーだ！」といって、着地時に捻挫するくらいカッコ悪いです。僕です。

全然無重力じゃないですが、僕です。

 

 

そんなダサい思いを一人居酒屋でしたくないのであれば、これから僕が提案する５カ条を守って一人酒を楽しんでください！これでモテる！

 

 

 

 

最高の夏にしようぜ！

 

 

 

 

 

 

 

カウンターに座ろう

基本中の基本です。

テーブル席が空いていてもカウンターが一杯なら帰りましょう。ここでのセリフは「ペェイ！また来らぁ！」がベストですね。

並ぶのはもっての他なので注意してくださいね。粋からは外れてしまいます。並んでまでカウンターに座る人は、脈がないのに女の子に絵文字だらけのメールを送り続けるキモメン型です。モテませんので私生活も注意しましょう。一人でテーブル席に座っちゃうのは童貞です。

 

 

 

 

 

 

ビールの飲み方に注意しよう

 

まずはビール。暑い季節なので最高に美味しいですよね。ここで一人ビールの基本は瓶！と言いたいところですが、ジョッキの生ビールでも別に良いです。確かに瓶の方が粋度は高めですが、あんまり頭を固くするのも考えものです。所詮一人飲みなのですから肩の力を抜いて飲みましょう 。
喉越しの良いジョッキ生の場合は一気に半分くらいグビグビと飲むと良いですね。豪快な男らしさが出ます。
その時にですね「うぇえぇぃ…女とビールは生が一番やぁ…」とか余計なボソリをカマしたりするのはやめてください。そんなの粋じゃなくて別の意味でのイキ。只のエロです。
ジョッキ生はグイグイ飲んだ方が粋さが出ますからチビチビ飲むのは避けましょう。
次に瓶。これはもう、どうやって飲んでも粋になるのでアドバイスはありません。

問題はグラスだけですね。小さい細いグラスがベストです。デカいコップ出してくる店は粋さが無いのでNGですね。小さいグラスに手酌で何度も注ぐ所作がカッコイイ！店選びから粋さは始まってますよ！

 

 

 

 

 

小さいグラス  粋！

 

 

 

 

 

 

 

 

 

隣のオッサンと話そう

 

 

自ら話かけなくて良いですが、話かけられた場合は快く応えましょう。面白い事を言う必要は全くありませんよ。困ったら「その通りですね」の便利なウルトラ相槌で乗り切りましょう。

 

 

先日こんな事がありました。

僕が一人飲みをしていた時に、隣のオッサンが話しかけてきたのです。
店内のテレビに放送されてる相撲を視ながら「これ、デブが勝つよ…」と教えてくれましたが、負けた方も余裕のデブだったので、一体どっちのデブを指したのか不明でしたが「その通りですね」でのウルトラ相槌で乗り切りました。本当に便利です。

その後はベーシックインカムの素晴らしさを延々と聞かされて楽しかったです。最終的には「働きたくない！」という魂の叫びを放ちお会計でありました。
兎にも角にも居酒屋のオッサンと話す内容なんてそんなもんなので気楽に話しましょう。職業と恋人、家族の話だけは親しくなるまで聞いちゃダメだぜ？人には事情があるもんなんよ

 

 
肴は旬のものを食べよう

 

メインは酒。ですが肴もまた居酒屋へ行く醍醐味です。

その中でも定番のレギュラーメニューではなく、本日のオススメみたいなメニューに目を向けたいところです。
刺身なんて良いですね。旬のものですし、量も多くないのが良いです。一人で飲む場合は色々なものを少しずつ食べたいですから、一品が多いと困ってしまいます。

 

以前に居酒屋で麻婆豆腐を頼んだことがあります。

 

 

 

 

 

土鍋一撃。

凄い量の麻婆豆腐で、これをひたすら食べながらの一人飲みは、1ミクロン足りとも粋ではなかったです。カウンターで麻婆豆腐大好きっ子オッサンが、必死にひたすら食べてるだけの絵でしかなかったです。麻婆豆腐が土鍋一杯くるとか、そんなもん普通わっかんねぇだろよ…
しかしながらこういう事も、また一人居酒屋の娯楽性だとして楽しみましょう。

 

 

 

 

失敗例 ブロッコリーサラダ

 

 

マジで余裕に一株くらいあった。虫でも残すレベルだろこれ…

 

 

 

 

 

 

もやし炒め

 

 

死ぬほどモヤシ。只々正直。

 

 

 

 

 

常連になろう

 

どうですか？常連という響き。憧れますよね。
店主に顔を憶えられて、裏メニューや肴のサービスなどもらったりしたら一人飲み初心者卒業と言っても良いでしょう。むしろヤリチンの域に入りかけてるくらいですね。
そんな一人飲みで常連客になっている店に女の子とデートに行ってみなさい。「そおぉい！」と暖簾をくぐってみなさい。
何て粋で渋い人なの ？！と女人は稲妻の早さでメロメロになり、ゼンマイの壊れたエロエロ淫乱人形と化し、眠る暇もないほどの熱い夜を過ごす事になるでしょう。それくらい常連の店を持つ男はカッコイイのです。そうであってほしい！頼む！

 

それでは例として最近僕がもらったサービス料理を紹介しましょう。

 

 

 

 

 

 

 

時間の経ったマックのポテト
やたら冷たかった…

 

 

 

 

 

酒のつまみにアイスコーヒー
無糖でした
これが常連の魅力です…

 

 
以上５カ条です。

この他にも「サッと帰ろう」もありますが、当たり前すぎるので省略し、５カ条と致しました。
一人で居酒屋に行き酒を飲む。簡単な事ですが、一歩を踏み出せない方もいると思います。この記事がキッカケで、そんな方々の一歩になれれば幸いです。
街にでて大衆酒場の暖簾をくぐりましょう。
レストランやカフェには無い、独自の雰囲気や世界観がそこにはあるのですから。

 

それでは今宵も酔い酒を
ハッピーホッピー