謎の秘境駅訪問家 ”鉄路のひびき”氏を追え!vol.2

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赤祖父(赤ソファ)
青ソファ、黄ソファ、赤ソファの三色からなる「徳ソファ」から分離したうちの一人。三人がふたたび一人に戻るとき、大勝利が待っているという。

こんにちは。ハイエナズ鉄道クラブ会員No.38(工藤静香と同じ!!)の赤ソファと申します。

さて、乗り鉄の小生は秘境駅訪問を趣味としており、前回の記事でご紹介したとおり勝手にライバル視している<鉄路のひびき>氏の足跡を追っています。ゴンが自分の父親を追いつつハンターとしての腕前を上げているのと同じ構図ですね。良いハンターは動物に好かれるようですが、鉄オタは主にネットで叩かれるのみです。ちなみにぼくの念能力は「好きなタイミングでウンチをしておく」という放出系能力です。ただし早めにするという意味で、ガマンは全然できません。

そもそも「秘境駅」の魅力とはなんぞやという部分もありますが、これは行ってみないとわからないとしか言いようがありません。しかも、車で行っても魅力は半減です。鉄道で行きにくい駅に降り、取り残されてこその魅力があると思っています。

それでは、<鉄路のひびき>氏と、そして小生の旅の足跡をもう少しご紹介しましょう。

まずは群馬県と栃木県にまたがる私鉄、わたらせ渓谷鐵道上神梅駅です。所在地はこの辺時刻表は比較的厚いダイヤです。
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アジのある駅舎は大正時代からそのままで、国の登録有形文化財にもなっています。ここにある駅ノートにも……

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ありました。特徴的な謎の記事貼り。なんかビリッビリにされてますね。(乗り鉄の間でもキモがられてますので…)

次は九州は熊本、JR九州の肥薩線にある矢岳駅です。

場所はこんな感じで、時刻表はやや手薄いです。

日本三大車窓のひとつもあり、最近は観光にチカラ入った路線です。SL時代の遺構も残っており、駅舎は明治時代からそのまま!らしいです。

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こちらの駅ノートにも……

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このわけのわからないワードを無理矢理関連づけるのってアレがアレな人の特徴ですよね。「英語のロードと道路は音が逆なだけ!つまり!!!」みたいな発想とか。せめて1日違いではなく同日であれば良かったのですが。

どんどん行きます。つぎは長野県はJR西日本側の大糸線小滝駅です。

地図はここ時刻表はこうですが、雪の影響などでちょくちょく止まっちゃったりします。

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この駅にもしっかり駅ノートが置いてありました。

で、開くと……

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記事の内容とは関係なく、駅前の100円自販機を褒め称えています。どういうことなんだ。

次もJR西日本、北陸本線筒石駅です。

ここはいくつかの注目ポイントのある駅で、まず、やたら深いところにホームがあるモグラ駅として有名です。

※群馬県に土合駅というもっとモグラってる駅がありますが、その次くらい

場所はここ時刻表はこちらです。

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駅舎はごくごく普通ですが、

↓これがホーム

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で、これ↓がホームと駅舎をつなぐ階段です。

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これを登り切った駅待合室に駅ノートがあります。バリアフリー?いやいや、バリバリバリアーですよ。ウンコ踏んだ奴にタッチされてもMUTEKIですよ。銀座のイタリアンレストランどころの話ではありませんよ!

あ、ノートですね。

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……やたら彼の書き込みが多いです。

想像できる理由はいくつかあって、

●青春18きっぷの、非マルス券「赤い18きっぷ」が買える駅。

●駅員がいて、駅ノートが荒らされにくい。(駅ノートは有名人が書き込みをしたりすると持ち去られたりすることが多い。残ってれば歴史が紡がれるワケです)

●彼の生活圏と割と近い。

あたりが考えられます。どうですこの完璧なプロファイリング!!

調子に乗ってさらに彼の正体を推理しますと、

●彼は男性、もしくは女性。

●彼は10代から20代、もしくは30代から40代だが、50代以上の可能性もある。

●社会人であろうが、無職、もしくは学生の可能性も否定できない。

と言えます!!!!!!!

最後に、北海道、室蘭本線礼文駅です。

場所はここ、時刻表はこちら。まあ秘境というほどではないですが…ノートがあるところ<鉄路のひびき>あり、近所の駅前には東京チカラめしあり、です。

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相も変わらず、なぜか人が殆ど来ない駅のノートに怒りの主張を繰り広げます。前回も書きましたが、さびれた駅のノートに書くくらいならせめてmixiにで書いた方がいいですよ!家からでもできるし。

さて、いつも追っかけてばかりでも何なので、今回は挑戦状をたたきつけることにしました。

場所は、究極の秘境駅と名高い、JR北海道、室蘭本線小幌駅

地図はこちら(トンネルの合間に存在し、ほぼ徒歩での訪問不能!)時刻表はこちら

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こんなところです。特に冬はヘタに降りたらリアルに生命の危険があるので注意しましょう。

こちらにも、ここ数年内に駅ノートが設置されたようです。

(数年前に来たときは無かったです。ちゃんと防水防雪の考慮がされています!)

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なので、

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書いてきたよ!

<鉄路のひびき>よ!このノートにはまだ未記入だったようなので………

連絡待つ!!!!!!(駅ノートでね。ネット上では連絡いりません!)

なお、前回の記事とあわせて取りあげた全国の秘境駅の所在地をgoogleマイマップに打ってみました。鉄道旅行の参考にしていただけると幸いです。

teturo

まだまだ彼の背中すら見えませんが、一流のプロハンターに俺はなるってばよ!(ド ン!)