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小林製薬の商品名は凄い。
扁桃腺の腫れに『ハレナース』
残尿感に『ボーコレン』
ワキガの臭い防止に『ワキガード』
などなど、ドラクエの呪文のような絶妙な語感と効き目の関係性。商品名の良い付け方の典型である。
『アットノン』(傷跡をなおす)
『ズッキノン』(肩こりからくる頭痛をなおす)
などはレベル3とレベル8でそれぞれステップアップ的に覚えそうな呪文ぽいし、
『ツージーQ』(便秘用座薬)などは洋楽オジサン世代にもジョジョ世代にも響くネタである。小林製薬おそるべし。
とここで、非・小林製薬製のそのまんまな商品名の商品に注目した。最初に言っておくと、これらは小林製薬の商品名のようになれなかった商品たち、「そのまんまやんけー」という90年代のツッコミがお似合いの商品群である。小林製薬へのリスペクトをこめつつも幾つかご紹介していきたい。
まずはこれ、『アライップ』。
『洗う』『ソープ』の合成であり、そのまんまである。もうひとひねりがほしい。
こちらは『カケール』。
掛けるからカケール!掛けるからカケール!カケール君のジャンプ天国!とまあ最後の一字と二字の間を伸ばすだけという典型的すぎるそのまんまネーミンはむしろ直球勝負で好感度アップな気がする。貴方はだんだん眠くなーる!オモシロクナール!福島みずほブンナグリタクナール!
しかしその系統の名前はあまりに多い。こちらは『カグスベール』と『スベラーズ』
ぜひナンデモツラヌクホーコとナンデモフセグターテも売ってほしいものである。
さてこちらは結構有名な商品『ゲロゲロ』。
ゲロブクーロとかでないだけまだ良いが、変に気分悪いときってこのゲロゲロって語感だけでも気持ち悪くなってくるし、吐きそうなときに使うものなのに商品名は吐いた結果もしくはまさに吐いてるときを指すコトバなので少し違和感を覚える。
で、これはお昼休みを思い出させる名前『カビトルデス』。
ナンチャンが『いいとも』のウラでお昼に頑張っています。もしくはタラちゃんお手伝いエピソード、
「タラちゃんもカビトルデ〜ス!」
と言ってカビトルデス(塩素系)と酸性タイプ洗剤を混ぜて有毒ガス発生!タマ死す!みたいなシーンを思い起こさせるネーミングである。
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ところで商品名ではないが、個人的な趣味である純喫茶巡りのなかで、秋田にて良い店を発見した。その店名は「純喫茶 ハヤール」である。
ぼくは純喫茶が大好きなので早速入店してみた。
全然流行ってなかった。ヘコー!(アニメのパーマンのずっこけ方)
というわけで、そのまんまなネーミングの商品(小林製薬以外)を見つけた方はハイエナズクラブまでご一報を。ちゃんと買ってくださいね!
※ハヤールは良い店でしたよ。ほんとに。