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久しぶりにローカル・イエロードリンクを採取したのでご紹介します。
オロナミンC、もしくはリアルゴールドにインスパイアされたと思しき黄色い炭酸。それを我々はイエロー・ドリンクと呼んでおります。
今日は佐賀県で採取した3点をピックアップ。なかなかお目にかかれない個性はぞろいなので覚悟してね!
エントリーナンバー1
「サンレイ ビタミン炭酸」
サンレイとは佐賀県最大にして唯一の優良企業「農協」が手がけるドリンク部門。
「余った作物はドリンクにせよ!」を合言葉に、余った果物をフルーツジュースに、余った野菜をベジタブルジュースとして売るエコ企業でもあります。
サンレイの説明はこれくらいにして、さっそくドリンクを見てみましょう。
どうだいこの、燃える炎!この手のジュースにありがちな妙に曼荼羅チックなデザインにうろたえそうになりますが、安心してください農協です。
生産地は佐賀県鹿島市。製造者はジェイエイ・ビバレッジ。
良く分からないのですが、HPを見るとロゴはサンレイ、社名はジェイエイ・ビバレッジなようです。
誰も得しないダブルネーム!
お味のほうは、ヒジョーに薄くて、飽きのくる美味しさ。
さすがサンレイというべきか、フルーティーさがいささか過ぎるように感じられました。
何かに似ているなあと思いをめぐらせていたのですが、「ねるねるねるね」でした。
エントリーナンバー2
「友枡飲料 トモビタンC」
Tの文字がニヤリと笑う不気味なロゴ(機関車トモマス)にも注目の友枡飲料のHPには「美味しさの方程式 TOMOMASU」の熱いスローガン。
その方程式を解くと、「x=オロナミンC y=パクリ」と出ました。なるほど!
かつて当サイトが紹介したインスパイア系飲料たち。
どれもあの美味しさの方程式に魅入られし飲み物だったのでしょうか。
特筆すべきは僕の手の赤さ!
それにしても美味しさの方程式をこうも堂々とバラしちゃう友枡の太っ腹さはどうでしょうか。
これは勘ですが、食塩と香料が美味しさの秘密のような気がします。(勘ですよ)
薄い!とにかく味が薄い。この飲み応えの無さは霞を食べて生きる仙人の気持ちが分かるほどです。
いい忘れましたが、このトモビタン、なんと48円。
こんな風に、まるで新ジャガのように売られていました。
エントリーナンバー3
「沖縄ポッカコーポレーション パワーギア」
ポッカコーポレーションの子会社、沖縄ポッカは親会社とはまったく違う独自の路線を突き進んでおります。(北海道ポッカもあります)
チバリヨー!なる方言を堂々と載せてくるあたり、完全にローカル仕様であるといわざるをえません。
それにしても勝手に写真を使われた草野仁アナは一体どういう気持ちなのでしょうか。
注目してほしいのは僕の手の赤さですかね。
沖縄限定と紹介されていましたが、入手先は佐賀県の農協が経営するAコープというスーパーの自販機。120円でした。
今回飲んだ3つの中でもっとも飲みやすく、ノドが乾いていたら500ml一気にいけるかもなあという感想です。
何に似ているか、今まで飲んだビタミン系飲料データベースを照会してみたところ・・・・デカビタCとドデカミン(ストロング)をあわせた味でまちがいないです。
ひょっとしたらもう来てるのかもしれませんが、本格的な本州上陸が待たれる飲み物ではないかと思います。
以上、佐賀県で入手したローカル・イエロードリンク3本続けてご紹介いたしました。
さすがに何種類も一日で試飲すると気持ち悪くなるので次回から1回につき1種類にしたいと思います。
次回は、「ITCA ビタッとC」を紹介する予定です。
乞うご期待!
参考URL:ビタミン系飲料の魅力 ビタミン系炭酸飲料を求めて その他