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まだまだ日本には皆さまに知られていない飲み物がたくさんあります。
中でもオロナミンCやリアルゴールドを代表とするビタミン系飲料の業界はローカルブランドが類似品を多数出している無法地帯。
個人的にも関東ビタミン飲料リスト作成中なのですが、ハイエナズクラブではより地方に幅を広げて、地方でブイブイ言わせているブランドを紹介していきたいと思います。
(大阪ビタミンシーンも取材しておりますので、それはコチラの記事で。)
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九州で結婚式があったときにたまたま見つけたSANKOという見慣れない自販機。もはや職業病、興奮して近づいてみるとそこに「元気イッパツα」はありました。
某オロナミン系トップブランドの「元気ハツラツ」と某リポビタン系トップブランドの「ファイト一発!」を足して2で割るキャッチコピーの好配合!αがついているから目立たないッスヨセンパイ!
(よく調べるとαが出る前、「元気イッパツ」という製品があった模様。一応ギリギリのチャレンジはしているんですね。)
㈱サンコーの会社HPを開いてみると分かるように、ホークスの秋山監督を前面に押し出す完全な福岡ローカル企業ですね。
「fabo.」というコーヒーがイチオシらしいのですが、この二足歩行ロボットみたいな名前はもっと何とかできなかったのでしょうか。
どうやらαの部分に添加されたのは高麗人参とローヤルゼリーのようです。
福岡というと皇潤の発売元であるエバーライフの本社があるところでもあるし、こういうちょっとウサンがくさい系の成分が含まれた情報弱者向けドリンクが盛んなイメージがあります。
(佐賀県出身の俺ですが、高校生のときに親からレバコールっていうローカルクソマズドリンクを飲まされておりました。最近また貰って冷蔵庫に入ったままです。)
秋山監督といいホークス優勝の陰にはローカルドリンクの力があったのかもしれません。(なかったのかもしれません)
上面から。(いつも撮っているがこれをやる意味は無い)
色はこのように見事なまでのローヤル・イエロー。
においは過去に飲んだこっち系ドリンクの中でも独特なもので、何か思わず永遠の命を期待してしまいそうな、徳の高い雰囲気がします。
肝心のお味のほうですが、炭酸控えめ、やや薬味。苦味が強いのが高麗人参で、そのあとにやってくるねっとりとしたハチミツの甘さ。
舌に感じる苦さは嫌いではありませんが、後味の甘みは少しシツコイ気がします。元気イッパツ!という名前に反して、あまりグイッといける感じではありません。12発ぐらいに分けてチビチビ楽しみたいところです。
ハイエナズクラブから美味しい飲み方を提案いたしますと、真夏の炎天下、駐車場に停めた車の中でオレオを2袋食べきったところで「元気イッパツα」飲むとグイグイ行っちゃうんじゃないかと思いますね〜チェケ!
というワケで今日はサンコー 元気イッパツαでした。
ビタミン系ドリンクに限らず、地方ドリンクの情報がありましたらご連絡ください。
では、お決まりのあのセリフでお別れしましょう、1、2、3、高麗人参!