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ハイエナズクラブ夏休み自由研究2015年に応募していただいた皆様、ありがとうございました!!
当初は出足が鈍くまさかの企画倒れ・・・?と不安にはなりましたが、最終的には全世界から実に7兆21通という、前回の4兆18通の応募数を3兆3通も上回る盛況ぶり。まずは応募して頂いた7兆人の方々にハイエナズクラブ一同、心から感謝申し上げます。
今回、「街で見つけた小ネタ集」「検索しても出てこないお店レポート」「あなたのラッセンコレクション」の3つのカテゴリーで作品を募集しましたが、「検索しても出てこないお店レポート」は残念ながら優秀賞に該当作無し。
また、7兆21通の応募があったにもかかわらず・・・・残念ながらあれほど日本で人気があるはずの「ラッセンコレクション」にはまさかの応募作ゼロという結果・・・!!!(ラッセンさん、販売力か気合いのどちらかが足りないのでは・・・!展示、即売会増やしましょう!!)
したがって賞を争ったのは「街で見つけた小ネタ集」となりました。各カテゴリーではなく、今回は応募作全体で賞の選考を行った点、ご理解ください。
それでは早速発表に移ってみたいと思います。よろしくお願いいたします!!
優秀賞 その1
【作品概要】
「平面と斜面をつなぐ渡し」のコレクションという渋すぎるネタ。「平面と斜面をつなぐ渡し」という枠組みなので鉄板、木材、コンクリート、階段・・・・と、形状だけでなくその材質も様々。どこにでもあるモノの、その奥深さに気づかせてくれた作品です。
これがおそらくスタンダードタイプ。
異空間へ誘うトマソンタイプも。
ルールに沿っていれば階段もこのジャンルに加わります。
高低差や作られた時代をも強引に繋ぐ、ねじれの渡し。
【審査員コメント】
赤ソファ
観点は素晴らしいと思います。また、基本的にオーダーメイド品が大半だと思うので、数で言えば無限に近いほど出てくるはずで、そういった意味でもこれを10年続ければ確実に何かのTV番組には呼ばれてマツコデラックス的な人にイジられると思います。その他のコレクションも拝見しましたがどれも半可通が一朝一夕には集められない量と内容。アンテナ貼りすぎて新規の土地に行くと写真撮りまくりな様子が目に浮かびます。
ケアムーラ
ひとつひとつへの「文句無し」「いつ見ても良い」「グッとくる」「美しいなあ」といったコメントに「あっ、この人はファッションニッチじゃない!本気の人だ!」と胸を打たれました。何でも鑑定団の鑑定士風にねじれの渡しにコメントしている映像が脳内再生されました。
会長
見ていて楽しいニッチなコレクション。写真集にしてほしいくらいです。調査した母数が物凄いからここまで色んなタイプが集まったのだと推測します。
普段見慣れたはずのモノも集めてみると個性が出るという、路上観察の醍醐味が詰まったコレクション。見た目は全く違うけれども、あるルールに従って観察すると浮かび上がる共通点。最高!
優秀賞 その2
作品名:囲碁パンダコレクション(投稿者:おしり元気様)
【作品概要】
囲碁喫茶、囲碁サロンの看板には「パンダ」が多く使われているという、言われてみないと気づけない街の盲点が登場。囲碁喫茶や囲碁サロンは多くはなく、その中でも看板を掲げて営業するお店も希少。
ニッチすぎる新ジャンル「囲碁パンダ」誕生の瞬間です。
投稿者の言葉にもあるけれども、シマウマではなくパンダのほうがシックリ来る不思議。(丸みがあるから?)
QRコードがめちゃくちゃ接戦の囲碁の試合に見えてくる!
【審査員コメント】
赤ソファ
昔(いまも?)ソフトバンクのiPhoneを使うとIPアドレスがpanda-worldになってたのですが、これは当時のiPhoneは白を選んでも画面側が黒くて白黒だから…という本当か嘘かよくわからない由来を聞いたことがあります。白黒つけるモノをパンダで例えるのはごく自然。しかしもしかしたら、もしかしたらであって決してケチをつけるつもりはないのですが、気を悪くしないでください。えっと……案外囲碁パンダ、「言うほどは、無い」のでは????????(総本山に検証に行った姿勢は最高です!)
ケアムーラ
囲碁のキャラクターと言われるとイゴイノシシが最初に浮かぶものですが、なるほど色や形の点からパンダはしっくりくるし、打ってつけですね!(囲碁だけに)そしてそのしっくりくる感のわりに、pixivで囲碁パンダでタグ検索しても1件しかヒットしませんでした。開拓の余地のある囲碁パンダ、ぜひおしり元気さんには収集の第一人者になっていただきたいですね。
会長
コレクション系のネタは沢山集めれば、あとは個々にコメントするだけの作業になりがち(それが醍醐味ですし)ですが、その先にもう一工夫となるとハードルがあがって来ます。正直2個しか集まってないのでコレクションネタとしては本来は選考外なのですが、囲碁殿堂資料館に出向き、ちゃんとネタを拾って来た、というコレクションに見せた一連のレポート記事としての体裁や気の利いたコメントが大好きだったので選びました。
優秀賞その3
作品名:沖縄のアパート/マンションコレクション(投稿者:ホンダヨシノリ様)
【作品概要】
沖縄に特化したアパート・マンション名コレクション。スタンダードな珍名の中に現れる地域性を帯びた珍名。ローカルなネタなので珍名+難読地名の要素も加わり、従来の珍名アパマンよりも味わい深さがあります。
九州・沖縄サミットと関係あるのかな。シーサーは集合住宅でも標準装備!
我々が思う「沖縄らしさ」が存分に詰まっているーー!
沖縄に行ったことがある人は読み方が分かるだろうけど、正解は記事中に。
【審査員のコメント】
赤ソファ
DEE沖縄さんからの投稿とは光栄に思います。ぼくも沖縄旅行の際はDEE沖縄の書籍版を携え、わざわざ時間を取って「カサグランデ タモリ」を見に行ったくらいです。やはり沖縄独特の日本語感覚は魅力が尽きませんね。ほかにもスナックや小ネタをはじめいつも楽しく拝見しております。なんでハイエナなんぞに応募いただいたのか不思議に感じています。今度は是非沖縄で元アルペンを探してお送りいただければ幸いでございます。
ケアムーラ
あっ!これハイエナイベントの時にやったやつだ!と一瞬思ったものの、記事が2011年から始まり、現在vol.8まであるのを見てもう平身低頭しスコップで穴を掘りマイナス土下座(地面より低い位置まで頭を下げる謝意の表現)させていただく所存です。
会長
昔、福岡出身のYotecoメンバーが「しんどう葬儀店(死んどう=死んでいるの意味)」というネタを嬉しそうに持ってきて、僕(佐賀出身)以外の他メンバー一同ポカーンとしていた事がありました。
難読地名や、特に方言の入ったコレクションモノって、他地域の人には伝わりにくいというデメリットがあってなかなか世に出てこないものなのですが、アパート/マンション名であれば意味がわからなくても聞きなれない言葉の響きで楽しめるという、大きな可能性を秘めたネタだと思いました!
【優秀賞の景品】
大人気!売り上げの9割はハイエナズクラブ自身が購入していることでも知られるハイエナズクラブマグカップを進呈します!恥ずかしいからって叩き割るなよ〜?!