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みなさまはじめましてこんにちは。大阪でひっそりと漫画やイラストを描いております、あおむろと申します。
特技はたこあげで、某大会では総合優勝した経験もございますが、なにせ今住んでいる大都会大阪では凧を揚げる場所もあるはずがなく、寂しい日々を送っている次第でございます。
突然ですが、私が冬山で経験した恐怖体験談をさせていただきますね。
これから季節は真冬へと入ります。みなさんの参考になればと思い、キーボードをカタカタと叩かせていただいておる次第でございます。
あれは今から5年前の冬、確か1月の下旬だったと思います。後輩達と神戸の王子動物園に行く約束をしていて、集合場所の三宮まで私が車で迎えに行く段取りになっていました。私の家は山もふもとにあり、三宮に行くには六甲山を越える必要があります。この日もそのルートで向かいました。
それで途中まで順調に走っていたのですが、六甲山の入り口でガードマンに止められてしまいます。どうやら六甲山の中腹あたりから頂上にかけて雪が積もってしまっているようで、先程通行止めになったばかりとの説明を受けました。
仕方なくUターンして別の道を探そうと思っていた矢先の事です。先程のガードマンが私の車まで走ってきて、こう言います。
私『ハイ』
『えっ、大丈夫なん?』と思いつつも、六甲山を越えて行くルートが一番短時間で三宮に行けるので、ガードマンの言葉を信じて、六甲山に突入しました。
ふもと付近は全く雪が無く、中腹あたりでもうっすら積もっている程度。楽勝楽勝と思いながら山を登り、頂上付近にさしかかろうとした時です。
めちゃくちゃ車横転してるんですわ。
一瞬『あれっ、ここハリウッドやっけ?』と思うほど、映画でしか見たこと無いような台数の車が横転してるんですわ。
ひと通り救出作業が終わった後なのでしょうか。辺りには人はひとりもおらず、不気味な静寂に包まれています。
とりあえず、無理そうだったら道を引き返すしかないなと思いながら、様子を伺うために車から降りました。