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小金井市にものすごく小さい左折レーンがあるので紹介します。
場所:東京都小金井市緑町5丁目付近(旧緑町踏切界隈)
元々中央線の高架化前はすぐ隣の小金井街道が渋滞のメッカ。開かずの踏み切りとして何度もテレビに取り上げられておりました。
ここ緑街踏切も同様であり、南北にスムーズに移動できる道路は小金井市民の悲願といっても過言ではありませんでした。
現在ここも道路の拡張が進められており、そのうち武蔵小金井駅真横を通る小金井街道と並んで重要な道路になるに違いありません。
そうやって歩いていると見えてくるのが今回の主役、ものすごく小さい左折レーン。うっすら見えてきました。
小さいながらも確かな主張。左へ曲がるよう促しております。
すぐ横を走る車道は片側一車線にも満たない細い道路。すれ違う車もスレスレですが、左折レーンははっきりと左折を指示。すぐ右側の道路標示がTになっていることから、左折しても行き止まりなのは明らか。不思議です。
言うとおりに左折してみますと・・・・・残念なことですが、そこにはメルベーユっていう、薄切りのパイ生地を何層にも重ねたような名前のマンションしかありませんでした。
気になるのはやはりそのサイズ。車と比較するとその小ささは明らか。
間近で見るとこの小ささ。道路工事の人が合計4本の線で引いているのが分かります。
かたくなに左折を主張するこの矢印、多摩エリアの開発で住処を追われたタヌキのささやかな逆襲なのでしょうか。
この矢印にだまされ、過去に難題かの車がメルベーユに突っ込んでしまったとしたら・・・・ そうだとするとメルベーユのあのやたらと堅牢な入り口の門の理由も納得できます。
そう思うと何だか不気味に感じてきました。こ、こっち見んな!
≪考察≫
今回撮影したポイントは現在南北に開通したてで、絶賛拡張中の道路の一角。
下の地図にあるように細い道の途中から備え付けられた歩行者・自転車用の道路へ促す意味があるのではないでしょうか。(実際何度もこの道路を車で通過しておりますが、歩道と車道の区別は無く、加えて車同士の幅も無いことから細くなっている箇所は特に危険です)
我々を騙す恐ろしいものではなく、歩行者を守る優しい子だったのですね。
小金井市民の皆さま、このあたりを通過するときはちょっと立ち止まってみてください。