大募集!余白の美を感じるランチ!

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お世話になっております。ケアムーラです。

先日インドカレー屋さんに行ったところ、【500円カレー(ナン又はライス)】というサービスメニューがありました。

これはありがたいとオーダーしました。




ナンの代わりにライスを選んだのですが、

あれっ、なんか、淋しい・・・

ナンだと、もっとお皿のスペースを大きく使うのでしっくりくるんですが、ライスだと余白ができてしまうんですね。

なんか物足りないな・・・ナンにすればよかったな・・・




後日、再度来店。
私は忘れっぽいのでその日の気分でライスを選びました。



しまった!ここはライスにするとなんだか淋しい雰囲気になる店だった!

ナンを選ぶべきだったのに・・・







また後日。




ナンということだ!うっかりまたライスを選んでしまった!







そしてまた次の日も。




ケアムーラは、またしてもそのカレーやさんでライスをえらんでいたのです。







どこかさびしくなるのはわかっているのに、なんでこれをえらんでしまうんだろう。

じぶんのこころがもとめるものを、りかいできませんでした。







ほかのおきゃくさんはナンをちゅうもんしています。ケアムーラもほんとうはナンにしたいのに、けっきょくはライスをちゅうもんしてしまいます。







ライスをちゅうもんしたときの、このよはく・・・なにかほかにのせられそうなものなのに・・・







ケアムーラは、だんだんと、そのよはくがきになってきて、そして、すきになってきました。







あるひ、べつのインドカレーやさんにいってみて、おなじようなサービスメニューをたのみました。わくわくしながらライスをちゅうもんしましたが、でてきたカレーのよはくは、ちいさいものでした。




「ふむ。おなじようなサービスメニューでおなじようにライスをちゅうもんしたのに、けっこうちがうもんだなあ」







「ううん、どうもしっくりこないな。よはくが、ちいさいや」







ケアムーラはふたたびもとのカレーやさんにいってみました。

「これこれ、このよはくだよ」

さいしょはどこかものさみしいとおもったカレーでしたが、ふしぎなことに、こころがあったかくなってきたのです。







「きれいな、しろいおさらだ。もしここにおおきいナンがのっていたら、ぼくはこのおさらのしろさをしらないままだったろう」







「ひょっとしたらこれは、おさらじゃなくて、かがみなのかもしれないな」







「ぶっきょうでいう、しきそくぜくうというやつかな」







「ヒンドゥーきょうとは、げんせでとくをつむと、ライスでしあわせになれるとしんじているらしい。ぼくは、そのしんりにたどりついたのかもしれない」







「ああ、ありがたや、ありがたや・・・」







おわり




皆様からの余白の美を感じるランチの投稿をお待ちしております!!!







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