Gloves on the road vol.3

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リトル田中
取り敢えずのステップでハイエナズクラブで手袋をガンガン拾い、それをきっかけにオモコロに入って、そして更に高みを目指しているミスター人脈乞食
リトル田中

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万国の労働者よ、団結せよ。こんばんは、リトル田中です。

資本論を読み解く上で、はずせないのが、商品価値と労働の関係性。今回も、日本の労働状況を、知る上では欠かせない、路上の手袋を確認していきたいと思います。

まずはこちら。

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なにやら芸術的ですが、下で笑うピエロが印象的です。どなたか優しい人が、この歩道の柵に被せたのでしょうか。しかし、この汚さから、わざわざこの手袋を拾う気にはなれません。よって、この落下手袋は、「古物型特殊状況系」(俗称、「さらし首タイプ」)です。

つづいてはこちら。

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この路上に落ちている作業用軍手は、一見すると、「ガテン系兄ちゃんの軽トラから落下系」かと思われます。

が、先のほうにもありました。横断歩道、左から二つ目の帯の先にある白い点が軍手の対です。よって、これらは、「時間差型ペア式落下系」(俗称、心中タイプ)です。先に、カテゴリーを決めるのは、尚早でした。プロフェッショナルたるもの、視野を広く、最大限の情報をもって、その手袋に臨まなくてはなりません。

(ありましたと言いつつ、写真に全く映っていないのには、驚きました。撮って満足では、いけません。実際に撮ったあとは、写真の確認が大事です。ですが、これによってこの写真の信憑性はゆるぎません。大事なのは、この軍手の先に、もうひとつ、軍手が落ちていたという事実であって、私がそれを確認した以上、それは事実であります。しっかり、その軍手があったというハッキリした写真をよこせ、と言われても、その写真によって、そこにペアで軍手が落ちていたということが肯定されるわけではありません。なぜならば、その写真自体が捏造である可能性だってあるわけです。ですから、ここでペア軍手としての最低限の証拠は、とりあえず、ペアとして軍手が落ちていることの確認、つまり、一枚の写真に二つが収まる必要がありまして、この手持ちのカメラ(iphone4S)のスペックでは、この画面が限界であるわけです。)

・番外編

すだれとヘルメット。

若き日の 頭に被りし ヘルメット 今は頭に カツラかな

おあとがよろしいようで。

また来週。

リトル田中

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