【検証】「スープの冷めない距離」は実際何メートルなのか?

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dav
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ケアムーラ
東京在住。18平米のワンルームでぬいぐるみと30人暮らし。自分のことは嫌いだけど自分語りは大好き!

お世話になっております。

皆様は、「スープの冷めない距離」という言葉をご存知でしょうか?なんとなく分かるものの、しっかりした定義といったものはあまり目にしないような気がします。成長して一人立ちした子と親とが別々に住む、ちょうど良い距離のこと・・・といった感じでしょうか。同居するのはストレス、でも離れすぎるのも心配、みたいな。

でもその距離って実際何メートルなんでしょう。大根おろしで作ったクマと一緒に、調べてみたいと思います。

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大根おろしで作ったクマ「こんにちは、はじめまして!今日はケアムーラさんと一緒に、『スープの冷めない距離』を調べるんだ!楽しみだクマ〜!!」

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まずはスープを作ります。『スープの冷めない距離』とは親子の関係にちなんだ言葉ということで、私が個人的に親を思い起こすスープ、母親がよく作っていたオニオンスープにしたいと思います。用意するのは玉ねぎとコンソメのみ。

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玉ねぎを適当な大きさに切り、弱火で炒めます。

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10分経過。焦げ付かせると美味しくないので、休むことなく菜箸を動かします。音楽をかけながらやってますが、なかなかヒマですね・・・。

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「ヒマックマ〜」

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30分経ちました。母親が「これは30分炒めないとダメだから一人10分ずつ交代ね」と言って、母と私と弟で10分ずつ交代して炒めたものです。これに水とコンソメを入れて沸騰させたら完成です。簡単ですが非常に手間がかかるという禅問答のようなスープですね。このスープを耐熱容器に入れて、切ったフランスパンを沈め、チーズをかけてオーブンで加熱すると美味しいのですが今回はそこまではしません。

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油の温度も測れる高性能な温度計です。沸騰させて現在99℃です!

スープの適温は65℃と言われています(インターネット調べ)。今回はこのできたてのスープを持ち運び、65℃に下がるまでの距離を計測します。作ったスープの量は約600cc。近所に住んでいる親夫婦に2人分×2食分を差し入れに行くという想定です。

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スープを沸騰させ、コートを着て靴を履き、階段を下りて自宅マンションから家の下に出た時点で96℃です。片手鍋を車に乗せて運転するのはこぼれるリスクがあるので、徒歩でスープを運びます。

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2月某日。気温は5℃。風はありませんが、かなり寒いです。

【スープの冷めない距離  検証条件】

・片手鍋に入れ、ふたをした600ccのオニオンスープ

・気温5℃のなか、歩いて持ち運ぶ

・スープの適温である65℃まで下がる地点をスープの冷めない距離の限界点とし、距離を測る

■START地点■

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さあ、凍えるような寒さ、それなりに人通りもある休日の昼下がりという厳しいコンディションですが、検証スタートです!

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「ワクワクだクマ〜!地図が手書きなのは著作権的なアレと、自宅住所をさらしたくない気持ちからだね!」

■第1ポイント■

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2分弱歩き、曲がり角である第1ポイントに着きました。スタート地点から184メートル。スープの温度は93℃です。(距離は地図ソフトと歩数計アプリで測っていますがほぼ一致していました)

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大通りなので人の目が気になります。温度計の刺さった片手鍋を持ち、スープがこぼれないようにソロソロ歩いている成人男性がいたら少し怪しいですよね。

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「これも親夫婦に温かいスープを届けるため!家族愛の記事だクマ〜」

第2ポイント■

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スタート地点から7分経過、540メートル地点でスープの温度は75℃になりました!展開が早い!なぜ一気にここまできたかというと、寒さと片手鍋の重さによる手の震え&温度計のディスプレイに光が反射したり暗くなったりで、撮った写真のボツが多かったからです。

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帰宅して日にちを置いてからまとめてみると、こんなにあっという間に下がるんだ、といった気分になってきます。やっている間は重くて寒くて、時間が経つのをすごく長く感じたのに・・・

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「時間の経過は主観的なものだからね。高齢の親と同居を始めたとして、高齢だからこの同居にもいずれ終わりが来ると分かっていても、実際にその渦中にいるとこれが永遠に続くかのように感じてしまうんだろうね・・・」

■GOAL地点■

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さあ、そうこうしているうちにスープの適温とされる65℃を割りました!(手がかじかみすぎてスマホの指紋認証が反応せず、暗証番号入力のタッチすら認識に手間取ったので65℃ぴったりから若干下がりました)この地点をもってゴールとします!さて、何メートルだったのでしょうか?

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808メートルです!所要時間は約13分!

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「お疲れっクマ〜!スープの冷めない距離って、1キロもないんだねえ〜!親と同居せずとも、この距離なら何かあってもすぐ行けるし安心だね!」

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「いや〜、スープの冷めない距離を実測したデータはなかなか無いと思うよ!この記事はきっと親との距離感で悩む世代の福音となるクマ〜!」

dav

くそっ、ゴチャゴチャうるせーんだよ・・・

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「!?あっ、熱っ!」

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「熱っ!あっ、熱い!何するクマー!?飲むのには適温とはいえ、体にかかるぶんには熱いクマ〜!」

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「あああああああ」

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「あああああ」

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親との距離感だなんて、面白くないことを思い出させやがって・・・!距離を置きたいのに別居する経済力が無くて将来的には同居せざるを得ない(両親が離婚して母親一人で生活できるだけの年金額ではなく、また、一人暮らしできる水準の仕送りをする余裕がない)人間の気持ちになって考えてみやがれってんだ!

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「あ、あああ・・・クマァ・・・」

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私の  存在は  消えようとも    親との  問題は  消えない・・・

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マッシュポテトで作ったクマ「大根おろしで作られたクマがやられたようだな・・・」

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ごはんで作ったクマ「奴は我ら四天王の中でも最弱・・・」

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でかい麩に描いたクマ「オニオンスープごときにやられるとは、食べ物でできたクマのツラ汚しよ・・・」

というわけで、続編として「ミネストローネの冷めない距離」「カレーの冷めない距離」「お吸い物の冷めない距離」を予定しております!次回もまた、読んで下さいね!

※補足※

当記事の完成直前に、デイリーポータルZで2006年に全く同じテーマの記事がリリースされていることに気付きました。パクったわけではないのですが被ってしまい、下調べ不足を反省しております。題材は同じですが展開や結果が大きく異なりますので、比較してご笑納いただければ幸いです。

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