【なぜこの場所に?】探偵ポスターが路地裏に出没する理由を考える

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かとみ
千葉で素朴に暮らしています。一番好きなお菓子はふんわり名人きなこ餅です。

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街でこのようなポスターを見たことはないでしょうか。

大きく書かれた「探偵」の文字と、かっこいい黒い犬がトレードマークの探偵社のポスターです。

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お花の背景バージョン、子ザルのお供バージョンなどもよく見かけます。

街中で妙に存在感を放つこのポスター。他の絵柄も気になったので探してみることにしました。

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住宅街のなんてことないブロック塀で2枚。

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飲み屋街のふとした柱に1枚。

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駐車場にぽつんと1枚。

見つけにくい。存在感はあるのに見つけにくさがすごい。

せっかくナイスなポスターなので、もっと目立つ場所に貼ってほしいものですが、探偵社独自のノウハウでもあるのでしょうか。

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よくあるパターンは、お店の裏口

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室外機のすぐ近くにも

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狭い路地は遭遇率アップ!

見事なまでに日陰スポットばかりに貼られています。

ポスターを探せば探すほど、訳が分からなくなってきました。

尾行中の人をターゲットにした広告戦略…? (尾行中の人ってなに…?)

探偵社だから探偵が潜んでいそうな場所を選んでる…?

何だか腑に落ちません。

そんなモヤモヤを抱えていたところ、先日、現役の探偵さんとお話できる機会がありました。

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これはチャンスとばかりに質問してみました。

「なぜ探偵ポスターは路地裏など目立たない場所に貼ってあるのでしょうか?」

他社のポスター事情を聞くという不躾な質問にも関わらず、探偵さんはニコやかに答えてくださいました。

「ポスターって、家主さんや店長さんにお願いして貼ってもらいますよね。

お願いされた側の気持ちになってみると分かるんじゃないでしょうか。

自分の家やお店に、堂々と探偵社のポスターを貼るのって勇気が要りませんか?

私はそれを聞いてハッとしました。確かにそうだ。

「貼るのはOK、でもなるべく目立たない場所に貼りたい」という家主の複雑な心情が、ポスターを貼る場所に表れていたわけです。納得の答えでした。

前置きが長くなりました。

ということで今回は、探偵のポスターを眺めつつ、それを取り巻く事情や複雑な心情を考察してみたいと思います。

チラリズムの風景

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見えるか見えないかで言われると、ギリギリ見えるライン。

そして目立ちそうで目立たない絶妙なスペース。

実際に私も「ステーキか…いいな…」と立ち止まった時に、初めて探偵犬の視線に気が付いてギョっとしました。

高度なスペース活用術がうかがえますね。

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少し寂しげなチラリズム。その姿はまるで飼い主をお店の外でじっと待ち続ける健気なワンちゃん。

チラリズムの風景には、いつも独特な哀愁が漂っています。ポスターの半分が暗がり染まっているからでしょうか。

片道だけの風景

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物置などの側面を利用しているパターン。

側面に貼ってあるので、一方向からしか気づかれません。

なので、行きは素通りして、帰りに初めてその存在に気づくことがあります。

同じルートでも油断できないですね。

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この片道からしか見えない風景こそ、探偵ポスターと葛藤する家主の心理を顕著に表しているのではないでしょうか。

真正面に貼る勇気!

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キャビネットの正面やガラス戸にも貼るスペースはあるようですが、横っちょにペタリ。

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お店の側面にも探偵ポスターありです。

4年前のポスターですね。色の褪せ具合から年季を感じます。

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半年後、悲しいことになっていました。

貼るのをお願いした側、された側もうっかり見落としてしまうスペースなのかもしれません。

早く新作が貼られることを祈るばかりです。

自然にステルスの風景

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いい感じに隠れているパターン。

偶然隠れているのか、故意に隠しているのか定かではありませんが、スタイリッシュな配置にテクニックを感じてしまいます。

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自転車でそっとステルス。

そういえば、防犯の意味で探偵ポスターを貼るケースもあるそうです。

自転車で外出する日は、探偵ポスターに家を守ってもらってるのかもしれません。

ゴミを見張る風景

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ゴミステーションでも多く見かけます。

ぱっしないイメージのゴミ置き場ではありますが、ゴミ出しの際は必ず目に触れるので、意外と効果的な宣伝場所ではないでしょうか。

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コンビニの店内や店頭では一度も見かけたことはありませんが、裏のゴミ置き場は探偵ポスター出没地となっております。要チェックです。

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ラーメン屋のゴミ置き場にも。

こうして見ると確かに探偵ポスターがあることで、マナーを訴えたり、いたずら防止になるような気がします。

実際に私もゴミ置き場をうろついていたら、探偵犬に見張られているような気がして身が引き締まる思いでした。(悪さは一切してないです。)

バーターのいる風景

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探偵ポスターの近くに高確率で現れるいかがわしいポスター。

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何故いかがわしいポスターは、探偵ポスターに寄生するのでしょうか。

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もしかすると探偵ポスターの絶妙なポジショニングにいち早く気付いたのは、いかがわしいポスターを貼る者なのかもしれません。

あまり目につきすぎる場所だと、すぐに剥がされてしまうからです。

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世界一周ポスターもセットでよく見かけます。

探偵ポスターを貼ってくれるなら、世界一周ポスターも貼ってくれそうな感じしませんか。その逆も。

いかがわしいポスターは寄生型とするなら、世界一周ポスターは共生型と言えるでしょう。

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たくさん貼ってあればあるほど、家主さんの人柄が見えてくるようです。きっと優しい人だ。

おわりに

以上、探偵ポスターのある風景でした。

人々の複雑な心情や事情を考えると、一層深みのあるものに思えます。

街で探偵ポスターを見かけた際は、辺りの風景込みでじっくり眺めてみてはいかがでしょうか。

それでは最後に、道端で見かけたポーカーをご覧いただいて終わりたいと思います。

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探偵ポスターの2ペア!

ありがとうございました。

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