【名店探訪】大衆食堂 なかじま

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ぼくはワンマン、まわりはイエスマン、ペットフードはドギーマンという感じで、我欲にまみれてダメになっていく組織を体現したいと思っております。

【名店探訪】大衆食堂 なかじま | ハイエナズクラブ常日頃、お店がその場所にあるのは歴史的な理由、地理的な理由など、とにかく何かしらの理由があるものだと考えております。

「たまたまそこに敷地があったから」というお店もときにはあるでしょうけど、そういうお店だって「そこにあり続けられる」為にはそれに足る理由がないと継続するのはなかなか難しいのではないでしょうか。

何でそんなところでお店やってるの?というお店を沢山見てきましたが、つぶさに観察すると生きながらえられた理由が分かるものです。

駅前や港湾といった交通の要所にある、大学や免許センター、病院といった安定して人の往来のある通り沿いにある、または近くに大企業がありその関連会社や送迎で待機するタクシー運転の需要があるなど、「周りには何もない」という点では見えないものが、人の動きという線、面で見たときには浮かび上がってくるものがあります。

今日紹介するお店は一見人の往来とは無縁のエリアにありそうな定食屋ですが、長年にわたり愛され続ける小さな名店。早速ですが紹介させていただきます。

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場所は愛知県岡崎市。

JRや名鉄、愛知環状鉄道なども走る愛知県の中核都市でもありますが、ここはそんな公共交通機関とは無縁の隣町豊田市との境目にあたる純然たる郊外の住宅地です。

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周辺環境をしばしご紹介しましょう。ご覧の通り街歩きが趣味の方ならすぐにピンとくるような「歩けども何も収穫のない」エリアではないでしょうか。比較的整備されていて古い町並みもなく、隙がないというか、どこか殺風景な印象さえ持ってしまいます。

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想像するに、元々農地だった場所を整備し、工務店や自動車整備工場が立ち並ぶちょっとした工場の集中したエリアではないでしょうか。割と身近にありそうな何でもない風景ですね。

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でもまあ、そんな場所にでも喫茶店だけは必ずあるのが愛知県。地区にひとつはこのようなその地区の社交場として喫茶店が生きつづけます。愛知県の美しい部分のひとつだと思います。

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しかし定食屋となるとそうはいかず、特に外食チェーンの盛んなこの地域においては、ただでさえ厳しい個人の定食屋がこうした周囲に何もないエリアで営業を続けることはかなり難しいように思われますね。

などと、色々と能書きをたれている間に本日ご紹介するお店が見えてきました。

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こちらです。

看板には消えそうな文字で「なかじま」と書かれておりますが、あまりにシブすぎてアメリカのロードムービーに出てくるドライブインかと思いました…!

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町工場のような外観に大きく書かれた「食事処」の文字!いい感じに広くて舗装されていない駐車場!

最初見たときにこの空間があまりに良すぎて亀仙人が住んでいる小さな島のあの家を思い出してしまいました。こんな定食屋が住宅街にいきなり現れるところが最高です。

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「大衆食堂」ののれんが光ります。

座右の銘を聞かれたら答えはひとつ「大衆食堂」、芸能人になったら芸名にしたい「大衆食堂」、初めてのt.A.T.uには入れると決めてる「大衆食堂」!

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表通りからも分かるように設置された看板。これをみて「おっ、入ってみるか」ってなる人、そんなに多くないかもしれません。子供がいたずらでどっかから持ってきたような感じがする…。

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お店の中に入ってみましょう。

営業時間は朝の7時から、平日は夜7時まで。なんと早朝オープンというありがたいシステム!

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この日入ったのは朝の7時半。さすがにお客さんは殆どいなかったものの、朝から瓶ビールをキめている気合の入った方もいてかなり勇気がわいてきました。貴重な朝ベロスポット発見だ!

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お食事メニューは定食から丼モノまで、お値段は500円〜800円程度でしょうか。

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小皿メニューも充実しており好きな料理を取ってオリジナル定食にするもOK!

まごまごしていると気さくなおばちゃんに「どれがいいの?」と聞かれるので答えるとレンジでチンして持ってきてくれます。朝ベロする場合は酒のツマミにもなるわけですね!

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ご飯(150円)にとん汁(150円)をつけて、この時は700円ぐらだったでしょうか。魅力的なメニューが多くついつい取りすぎてしまいます。

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もちろん小皿以外もオススメです。カツ丼(740円)を朝から食べるのが働く男のカッコよさ!

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お昼に入るとまた違った雰囲気がありました。

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ほぼ満席です。

観察するとこの周辺で働く皆様が食堂代わりにここに集ってきているようです。どうやらこちらの定食屋はこの界隈の工務店、整備工場関係の皆さんの需要に支えられているようです。

おばちゃんに聞くとこの辺の会社に対して「給食弁当」という名の仕出し弁当もやっているようで、そうした固定客の存在がここで長年お店を続けられる秘密なのかもしれません。

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特殊な地域にいかずとも、身近な場所にも名店は潜んでいます。そんな近所の人のみが知る名店だからこそ、発見したときの喜びは格別!

皆さんの周りに何でここでやっていけるんだろうという疑問を抱いたお店があればハイエナズクラブまで情報をお寄せください!

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