ハイエナズクラブ編集部

需要の無いところから需要をつくる新時代の残飯系提案型情報サイト、ハイエナズクラブです。「誰にも必要とされてないものをとにかく詳しく」の精神で活動しております。弱点は目と権力です。

１．ハイエナズクラブ　2016年注目の記事

各ジャンルごとに注目記事をご紹介！

１）コレクション

「何なんだよ」と言いたくなる様な店名が街には溢れております。選択と集中という言葉が流行りましたが、何かを選択しちゃうとその分間口が狭まるのが店主の本音。何かのスペシャリスト、専門店でありたいけれど、ライトなお客さんには避けられたくない。どこか店主の迷いが垣間見える人間っぽさがこのコレクションの魅力ではないでしょうか！

【ダサＴ】東京のリサイクルショップ『たんぽぽハウス』で見つけたダサいＴシャツ2016（たかやまおおきち）

黙っていても「たんぽぽハウス」に集まってくるダサTで未来永劫記事が書けるおおきちメンバー。何にしても「俺が第一人者」と高らかに宣言することの重要性を改めて感じる記事です。おおきちのバックにはダサいTシャツを所有する都民ウン百万人がついているのです。

ダサいメタルのCDジャケットを紹介します！【2015〜2016】（ケア・ムーラ）

なぜ大きな怒ったカマキリと戦わねばならないのか、なぜ剣にまつわるストーリーの真っ最中なのか、こうして見ていくとメタルは常に何かのストーリーの真っ最中にあるようです。メタルは常に何かの物語のBGMという色が強く、ひょっとするとその謎の物語こそが”メタル外”の人々にダサいと理解されない部分なのかもしれない…！

２）レポート

【街中フォント】NEXT修悦体！？都営大江戸線”春日体”に注目する（赤ソファ）

誰にも気づかれず、主張もしないけれども”職人”って街中にいますよね。表に出てこないけれども一般企業にも沢山いるはずです。Webに出てくるのは華やかな業界ばかりですけど、目立たないけれども縁の下の力持ちとして働いている人の仕事をもっと取り上げていけるといいなと思いますね。

【ヘボコン】高島屋ヘボコン出場レポート！（藤原麻里菜＆mansooon）

いまや世界規模の巨大イベントと化している「ヘボコン」の、そのコンセプトの元になったのがmansooon作のからあげクンロボットであることは段々忘れさられようとしておりますが、ヘボコンマスターの石川大樹さん（DPZ）は今でも都度ハイエナズクラブに声を掛けて頂いておりまして、我々としましてもこのムーブメントには絶対に振り落とされまいとことあるごとに声を大にして喧伝する次第です。あと、活動休止状態のメンバーが何か別のことで売れた場合につきましてもハイエナズクラブは確実に「うちの○○」と騒ぐ方針でおります。

【調査】巨大建造物付近の地図が面白い！(zukkini)

同じようなものが溢れれば溢れるほど、オンリーワンっていうか、オーダーメイド品が愛おしくなりますよね。身近なものだけど、実は町内や地区だけを表示する小範囲の地図もそれかなと思って一時期ジロジロ眺めていたんですが、今回紹介したのは地下鉄駅の出口毎に異なる地図。しかも大きな鳥居が色んな角度で捕らえられていて富嶽三十六景みたいな面白さを感じてしまいました。

３）スポット

名古屋の飲んだくれスポット「金山センター」に迫る（餅ウリ子）

正直、この金山センターって外観と成り立ちがちょっと変わっているだけで、実際には普通の飲み屋の集合体なんですがなんでここまで拡散されたのか考えたのですが、やっぱりそのお店自体にガンガン”寄って”行くと酒が好きな人には伝わるものがあるのかなと思いました。来年もこういう記事をがんばりたいです。皆様からの情報お待ちしております！

【スクープ】家具家電はつかないが「ラーメン付」のアパートがあった！（赤ソファ）

こちらは読者の方に情報提供頂き訪問してきたお店。「ラーメン付アパート」という響きだけでもうウケないはずは無いのですが、野球に例えると、こういう”甘い球”こそ実は力んで打ち損じしてしまうところ、きれいに流し打ちしてタイムリーヒット。情報提供者様にも顔が立ったというもので、インターネット張本もアッパレをくれたものと思います。重ねてお願いしますが、面白そうなお店があれば行ってきますのでジャンジャンください！

４）漫画／イラスト

【独り飲み】釈由美子型ロボット『釈お酌』と楽しく飲んでみよう！（死かばね先生）

よくある話ですけど現在の文明が滅びてすべてがリセットされた未来、こういう玩具が奇跡的にありのままの姿で発掘されたときに未来の方々は「徳の高いなにか」だとしか受容できないのではないでしょうか。逆も然りで、考古学的に価値のあるとされるものの中にはこの手のどうでもいい玩具だった可能性があるとしたら、幸せな気持ちになります。

【プロ野球】実録！私が野球場で見た○○な人々（柴田プロ）

法廷画調のレポートという誰も挑んでこなかった新ジャンル。シリアスな中にマヌケな笑いが潜みますが、手描きゆえの妙な躍動感や温もりが対象への愛を感じさせます。2017年、柴田プロにはランダムに選んだバラエティ番組の感想をぜひ法廷画で描いてほしい！

２．2016年の活動報告

１）ハイエナズマガジンVol.2　リリース

Vol.1の完売に気をよくしてハイエナズマガジンVol.2をリリース！値段は強気の1,000円でしたがおかげさまでほとんど売れました！皆様ありがとうございました。

数ヶ月に1度、高校生のお小遣いレベルの広告収入が入る以外特に収入源のないハイエナズクラブですので、こうして地道に貯めたお金で必死に出版した同人誌が売れていくのは大変感慨深いものがあります。また次のハイエナズマガジンがリリースされた折にはどうか寄付と思って買って頂けるとありがたいです…！

また、今回はコミティア参加に加えて大阪シカクさんで出版記念イベント的なやつをやらせてもらい、ハイエナズクラブ読者の皆様と交流を図るとともに、参加者全員ちやほやされて自尊心を満たす事ができました！

大阪シカクさんでイベントを開催しました

大阪シカクさんで午前、午後の2部制で行ったイベントは新興宗教の洗脳方法を参考に、ところどころサブリミナルを織り交ぜながら皆様をハイエナズクラブ信徒に洗脳することができました。おかげさまでお布施がたくさん集まり、実家のソーラーパネル設置費に充てることができそうです。参加頂いた皆様、シカクさん、どうもありがとうございました！