ホテルの朝食バイキングに見る心理

シェアする

img_2364
The following two tabs change content below.
赤祖父(赤ソファ)
青ソファ、黄ソファ、赤ソファの三色からなる「徳ソファ」から分離したうちの一人。三人がふたたび一人に戻るとき、大勝利が待っているという。

ホテルの朝食バイキングに見る心理 | ハイエナズクラブおはようございます。ホテルの朝食バイキングはお好きですか? 私は好きです。

しかし朝食バイキングって、人間の心理が出るような気がしませんか?

具体的には何をどれほどどうチョイスしてどう配置するか、ここに人間の全てが出るのでは? という仮説です。

最後に投稿用Twitterハッシュタグも用意してみましたので、もしご賛同いただける場合は写真の投稿をお願いします! もし沢山集まったらまた紹介したいです。

私的・朝食バイキング攻略法

まだそれほど自分にホテルの朝食バイキングを語れるほどのノウハウがあるわけではないが、今のところ気付いた学びを共有したい。朝食バイキング上級者の皆様におかれましては是非「こういう点も気をつけるべき」といったノウハウがあればご教示いただければ幸いである。

①まずは全体感を把握する

img_6337

小さいビジネスホテルなどではバイキングを名乗りつつも実質ただの消去法、学校の給食に近いラインナップのところもあるから、いきあたりばったりでもほぼ問題は無いが、大規模な朝食バイキングでは最初に飛ばしすぎた結果本当に食べたいものが食べきれないなどの問題が発生するリスクがある。いきなり皿を持って取りに行かず、まずは一通りのラインナップを手ぶらで眺めて把握しておけば頭の中でどのおかずをチョイスするかの計画が立てやすくなるだろう。急がば回れだ。

%e5%8c%97%e3%81%ae%e4%ba%acimg_0158-2

余談だが、B級スポットとしても有名だった北海道の「北の京 芦別」が潰れる半年くらい前に宿泊した際の朝食バイキングがこれ(で全て)である。自分含め兄弟3人と工事関係らしき2人くらいのために、しかも潰れる直前なのにこれだけ用意してくれた。さみしさいっぱい胸いっぱいである。

②和食・洋食の「軸」を決める

ラインナップを見て全体感を把握したら、和食路線と洋食路線どちらで行くかを心の中で決定しておきたい。多くの朝食バイキングでは和食と洋食と両方のニーズに応えられるようにパンとご飯が用意されている。この和・洋の「軸」は非常に重要だ。心の中では「朝は和食だね!」と思っていても焼きたてクロワッサンのテカテカしたツヤや香ばしいにおいを嗅ぐとついついフラフラとたぶらかされるものだ。勿論ご飯とパンを両方食べてもいいが、結果的に満足度が下がってしまうかもしれない(個人の感想です)ので注意したい。

③「ウリ」はおさえておこう

地方のホテルではその地の物の特産品をプッシュしていたり、あるいはわざわざオムレツ焼き専用の人がずっと立っていて発注の都度焼いてくれたり、という朝食バイキングを用意している例もあったりする。このようにホテルがわざわざプッシュしている品については、敢えて是非乗っておきたい。「この地域の漬け物キライ」とか「オムレツの気分じゃないんだよな〜」ということもあると思うが、それでも食は旅の醍醐味だ。好きなものは近所で食べればいいじゃないですか。

④皿と盆のサイズと自分の腕力を理解しておく

あれも欲しい、これも欲しい、もっと欲しいもっともっと欲しい〜とアレコレ乗せていると持てる限界を超えてしまうリスクがある。席と何度も往復しても構わないが、持ちきれないということは避けたい。気がついたら積載量オーバーみたいな事態はマンガの食いしん坊キャラの「もう食べられな〜い」という寝言が聞かれる的な失態と理解しておこう。

⑤食べ過ぎて昼飯に影響が無いかお腹と相談しておく

その旅はその朝食で終わりだろうか?昼にはもっと特産品を食べたりしないか?と当然だが一日の空腹マネジメントを忘れてはいけない。朝食を食べ過ぎたせいで昼の地方名物が食べられないというナンセンスな事態は避けたい。

ホテルの朝食バイキングに見る心理・サンプル

ここからは実際の朝食バイキングをチョイスした結果の写真を交えて、そこに心理が見えないかを試みてみたい。

【例①】

%e3%81%af%e3%81%93%e3%81%adimg_3270

箱根の旅館の朝食バイキングにて。フリー大皿にあらゆるおかずがキタナイ感じで乗せられて計画性の無さを表しているかのようだ(これを上手く盛り付けられるような人は朝食バイキングのプロを名乗って良いと思う)。左上にポツンとある貝は、これが確かホテルのウリだったのです。あとオムレツは確かシェフが焼いてくれたので別に専用皿。右下のイカの塩辛、これはよくわからないがバイキングにおいて異常な魅力を放ってくるのでゲットしている。なぜバイキングで塩辛はこれほど人を魅了するのだろう。他にもとろろや納豆など、脇役がやたら魅力的に映る不思議な雰囲気が朝食バイキングにはある。それを体現したのが右上の漬け物類が数種類押し込められた深皿であると言える。それと個人的定番の朝のオレンジジュースはたとえ飯に合わなくても飲むのだった。

【例②】

img_6339

栃木の某ホテルにて。パッと見ておわかりのように、和食メインのようでいて実際は人間的な軸がブレブレの酷い有様である。

特にまず、左上のクロワッサンとフレンチトーストが真っ向からご飯にケンカを売っている。まるでチェッカーズのフミヤと高杢のような並びだ。

鋭い方はお気づきだろうが、この朝食、最初は和食で組み立て始められている。そこに急に目に入ったフレンチトースト(QFK:急にフレンチトーストが来たので)を見た瞬間に洋食に傾倒していき、更に卵焼きとスクランブルエッグが被っており、あまつさえ「珍しい」という理由できなこ餅(ご飯の下のお椀)までチョイスしている。ブレブレなのである。

なおこの朝食の主役は自分の中では納豆である。ただでさえ納豆が好きなのにワラに入った納豆が配られていたらそりゃもう取らないわけにはいかないのだ。ただ、納豆とフレンチトーストが並ぶのはあまりにアタマが悪そうに見えてしまうではないか…!

あと、オレンジジュースと牛乳、プレーンのヨーグルトは自分的マストなのでそれは食べ合わせとか抜きにご勘弁いただきたい。

【例③】

img_2364

山梨の某ホテルの朝食バイキングから。自分の中ではバイキングのときは牛乳と100%オレンジジュースは両方飲みたいのであり、ヨーグルト(トッピングなしプレーン)も外せないのは先にご説明したとおり。これは名刺みたいなものと思っていただきたい。

このホテルは洋食が弱めだったので最初から和食で行こうと決めていたのだが、どこかのタイミングで「これは…和食…?」という気の迷いが生じているのが、下段のシュウマイ、ベーコン、スクランブルエッグの列を見て理解できよう。特にスクランブルエッグなどは上段の玉子焼きと完全に被っているという大失態である。また納豆もカップ入りなので皿の1ブースを消費する必要性はまるでなく、代わりにベーコンに譲ってやれよと今振り返ると思うのだが、やはり人間的な軸がブレている証拠なのかもしれない。まだまだ精進が必要だ。あと野菜が全然無いのもスジは通っているが普通に健康に気遣うべきとは思う。現場にいると冷静になれないのであった。

次ページにも朝食バイキングがズラリ!!